ツーアウト満塁空振り三振

生活密着型ウェブダイアリ1.0

晩ご飯まとめ(1月〜2月初旬)

ひさびさにご飯まとめ。


  • 焼きそば
  • カレーライス
  • 鶏団子スープ、厚揚げ
  • 鶏レバー煮、白菜サラダ、にんじんしりしり
  • お刺身盛り合わせ、なすとピーマンのじゃじゃ味噌炒め
  • トマトソースのパスタ
  • 生姜焼き定食
  • カレーうどん、かき揚げ天
  • にら玉、メロ粕漬け

今回、盛り付けが全体的にひどい。それと、私が夜の炭水化物というか白米)を食べないようにしているので画が微妙ですね…。

もう少し炊事はしてると思うのですが写真が少ないのは、オットの帰りが遅いことが続いていて、私1人で先に食べることが多い=冷蔵庫整理のエサ系メシになるからなのです。言い訳するわけじゃないですが、もう少しやってます…。

しかしあんまり上手にできているわけでもない。最近のヒットは、ほぼ無水肉じゃがかなー。ここにありませんが。新じゃがと新玉ねぎで作った無水肉じゃが、美味しく出来ましたがそれは次回ですな。

フライパン問題

今年になって2つのフライパンを買い換えました。1つは鉄製。もう1つはセラミック。鉄製はコツがあるけれど慣れれば焦げ付かないし、パリッとシャキッと美味しくできますが、問題はセラミック。一度強火を使ってしまったからか、焦げ付きが発生して、洗ってもそこから復帰しないのです…。必ず同じような模様が残る。つまりその部分が焦げているということなんですね。なので、セラミックフライパンは調理を選びます。煮物とか水分の多いものなら問題ないのだけど、炒め物が出来ない。困ったなあ、安くないのにな。私の使い方の問題なのですが、あんまり焦げ付くとイライラして、「カムバック、テフロン加工〜〜〜!!」と叫んで近所のスーパーにでも駆け込んでしまうかもしれません。いや…同じ走るならもう少し走って、ホームセンターまで行きます。いや、出来れば行きたくない。セラミックフライパンの復活方法もあるようなので試したいとは、思ってます。

中華料理店のウーロンハイは2杯目が濃い問題

以前は完全にビール党だった私ですが、最近は炭酸ばかりだとお腹が膨れてすぐに飲み食べ出来なくなるのでめっきりウーロンハイが中心になっています。特に会社帰りにオットと外食するときは最初からウーロンハイ。

で、だいたいつまみから入るのでだいたい2杯くらい飲むのですか、問題はこの2杯目。

普通の居酒屋さんで頼むと特に思わないのですが、いくつかのお店ではお代わりを頼むと倍くらい(実感値)の濃さで出て来る。一口飲んで思わず「濃っ!!」って言ってしまうくらいの。それを最初に思ったのが近所の上海料理屋さんでした。たまにおつりオマケしてくれるくらいの常連だから、これはサービスなんだと思ってました。が、定期的に行っている中華料理店のいくつかでこの傾向が見られています(私調べ)。何故。

サービスなのかな…と思いつつ、もしかしたらお代わりするような飲兵衛は長居するから、回転率を上げるため早々に酔わせるつもりなのかもしれない…?と最近は思うようになりました。どうなんでしょ。中華は料理が出て来るのが早いから、それに合わせるためなのかもしれないけど。実際、オットと外食してもばばばっと食べて2杯くらいずつ飲んでサクッと帰るので正味1時間もいないくらい?ちょうど良くほろ酔いだし、こちらも満足。お店も素早い客で満足。

そんなウィンウィンな関係を築くのがウーロンハイの濃さだったのでは!という勝手な推測でした。

さて、昨夜伺ったお店で初めてのものを食べました。

ユーポー(油潑)麺とな。

茹でキャベツと、大量のニンニクみじん切りの入った汁なし刀削麺。酸味と辛味が美味しく、ジャンルや味も全然違うけど、じゃじゃ麺を思い出す香りと食感で一気に心を持っていかれ、無心に食べてしまった。(オットとシェアしたけど)

以前もヤンルーポーモウという美味しいスープを初めて食べたのがこの店だった。さすが、シーアン。うち好みのものがある!

XI'AN 新宿西口店

食べログ XI'AN 新宿西口店

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日高屋でワンタン麺が食べられるなら食べないわけにはいかない

先週のお話ですが。

「俺の日高屋」(日高屋を愛するあまりこう呼んではばからない)の前を通ったら、期間限定商品としてワンタン麺が掲げられていた!日高屋も好きだけど、ワンタン麺ラバーとしての私が放っておけるはずもなく、早速食べに行ってきました。

注文はまずワンタン麺単品と生ビール。サクサクとビールが出てきたので飲みつつ待ってると

はいはい〜きましたよワンタン麺。

見た目は商品写真と違わず、食べても期待は裏切られなかったです。日高屋の醤油らーめんにワンタンが乗ってました。それ以上でもそれ以下でもない、日高屋のスープ。(褒めてます)

麺は少々細め?あの、チープな(褒めてます)黄色みの強い多加水麺。これも、日高屋の麺。

主役のワンタンはひとくちサイズがうれしく、噛めば口の中にジュワッといい意味でチープな肉汁が溢れました。ビールで流し込むと楽しい。良いツマミ。

全体としては美味しかったです。他ならぬ日高屋のワンタン麺でした。

しかし。うちの近所には上海料理のお店があるのですが、ここは何を食べても美味しい。ワンタン麺もよく食べます。スープは醤油ベースだけど甘みというか旨味があってやさしいスープなんですよね。そしてワンタンはプリッと大ぶり、肉汁もジューシー。

日高屋を出た後、ワンタン麺を食べるならなぜあの店に行かなかったのか…とふと思ったことはあんまり書かない方がいいんだろか。

日記雑記(2月第3週)

2/10

土曜日。新宿辺りをぐるぐると歩いて買い物したり用事を済ませたり、の日。特に、古着物屋の「福服」さんに行きたかったのです。5月に友人夫婦のウェディングパーティがあるのでオット氏の着物を探しています。ウールのアンサンブルはあるけど、流石にもう暑くなるし。ポリでもいいんだけど紬の良さも知って欲しい…けど、オットはちょっと今風にカッコよく着たいみたいなのでポリでもいいかな…。通販なら色々あるけど、実店舗では男性物が少ないこと!春までに良い出会いがあると良いのだけど。私?私はしつけの付いたままの単の小紋があるし、それに少し良い目の名古屋でも合わせればいいかなと。立食パーティーなのでガチガチにしなくてもいいのです。この日の夜は信濃屋で買ったオリジナルの純米酒と、ホタルイカ

信濃屋、歌舞伎町の怪しげなところにあるけど、もっと上手に使いたい。

2/11

日曜日、建国記念日。天気予報では雨だとか曇りだとか言われてたのに意外と天気が良かった連休中日。そろそろ咲いてるのではと梅ヶ丘の羽根木公園に梅撮影に出かける。美登里寿司でお昼でも…と思ったけどとんでもない行列だったので、テイクアウトの方で寿司パックを買って公園へ。

さすが美登里寿司、スーパー価格でこのクオリティ!満足。昼間は暖かかったので公園ランチも楽しかったです。花はまだまだ一分咲き…と言ったところ。写真については別エントリにて。
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この後、北沢川緑道を歩きながら豪徳寺まで。北沢川緑道にはあまり橋跡、もしくは橋跡風オブジェがなく淡々としており寂しかった。事務的に橋の名が記されたホールが立つのみ。一口に緑道と言っても、区によっていろんな緑道があるものだね。玉川上水だって世田谷と渋谷と違うもんねえ…しみじみ。世田谷線山下駅前で練り物を買って、下高井戸まで乗って帰宅。良く歩きました。


2/12

月曜日、祝日(振替休日)。三連休最後の日はオットの同期連中と羽田七福めぐり。このグループは元々オットが一緒にフジロックに行ってた仲間なんだけど、好奇心旺盛だし、スポーツやアウトドアもこなすし、カメラも好き、写真が上手だし、美味しいものとお酒が好きだし、魅力的なみなさんなのです。そこに混ぜてもらって遊んでる。羽田地区にあるお稲荷さんをめぐるんだけど、スタンプラリー的な楽しさがあった。寒かったけど。2万歩くらい歩いた!詳細は別エントリにて。
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夜は鶏料理のお店。

22時ごろには帰宅して湯船に浸かって健康的な夜。

2/13

週明けの火曜日。仕事は週明けクオリティでバタバタ。自分の仕事は粛々と進められたけど、多部署のツーケーのナーアーがちゃいちーな人のいやぁなとばっちりを受けてぐったり。オット氏は飲み会だったので(連日…!)ひとり晩ご飯を楽しむ…けど、まあ2人の方が楽しいですけどね。夜はゆっくり書けてなかったので、じっくりブログネタを仕込むなど。

2/14

バレンタインの水曜日。久しぶりに出社前の朝ラン。軽く4km、バレンタインランとな。

チロルチョコを部署の人に配ろうと思って持って行ったのに、パートさんの分を忘れておりこっそり社員だけ…買い足して配り直します…。
2日前に歯の詰め物が取れたので歯医者の予約を取ろうと電話したら今日大丈夫ですよと言われる。では19時以降で、と言ったら、それなら18:45に来てくださいと言われる。いやー、ちょっとそれは間に合わないかも…と渋っていたら「がんばって来てください(半笑い)」と言われ、思わずがんばりますと言ってしまう。あの扱いの雑な歯医者、おそらく電話は息子先生だな。院長先生はお母さんだと思うんだけど、院長先生も息子先生も患者扱いが雑!でも仕事早いし痛くないし、だらだら通院させないので気に入ってる…結局、ガチ定時退社で間に合う。他の患者とのやりとり丸聞こえだし、「院長、いいからどっちかみてよ!」みたいな親子の会話を聞きながら治療される…。30分くらいで終わり、帰宅してほぼ無水肉じゃがを煮る。オット氏この日も食べないまま深夜帰宅。肉じゃがはたいへん好評でした。新玉ねぎの水分は旨味がしっかりだった。

2/15

木曜日。普段しない業務をあえてやることになっている日で、気疲れ半端ない。朝から眠いし、だるい。しかも朝、駅のホームでiPhoneを落としてしまい、画面のガラスが破損&一部が反応しなくなってしまい、帰りがてら修理屋さんにより、予定外の出費。15日に(私にとっては)安い金額でない修理費は痛い痛い。しかしそのついでにスマホカバーと画面に貼るフィルムを見直し。アルミのがっちりしたバンパーとガラスフィルムを貼っていたのだけど、この組み合わせだめだな!それまでずっと私は本革とか合皮とかのカバーに耐衝撃性のあるフィルムを使っており、その組み合わせで何年もガラス破損を免れてきており、このバンパーとガラスフィルムにしてから傷つけやすくなったので私とは相性悪いんだろな。ガラスフィルムの反応にもイライラするとこもあったし。今度の楽天のセールで合皮のカバーでも買おう、ううう、また出費。オットさんは日付を超えて帰宅。待ちながらウトウト。さすがにくたびれたな今日は。1時過ぎ就寝。

2/16

ぐったり金曜日。5時間睡眠ではもう辛い…。夜は終わらすことを諦めて明日に投げて帰ってきたオットと中華で食事。濃いめのウーロンハイで少し酔っ払う。互いの仕事の話など。Mステに小沢健二。よく出るなあ。満島ひかりとのコラボの「ラブリー」、とてもよかった。映画「リバーズエッジ」の主題歌の新曲は、細部ちょいちょい気持ち悪いけど(あっそれは嶺川貴子ですかねみたいな)、ここ最近の曲の中では私好きだな。最近の小沢健二の活動と、それのフォロワーの方々の動向をなんとなく見ていると、90年代の小沢健二を知ってる身としてはちょっと違和感がある…。売れてたけど、そんなに小沢ファンっていたっけ?みたいな。なぜなんだろと思っていたら、今わりとフットワークの軽いフォロワーの方々は少々年下が多い気がする。フリッパーズからのファンの人たちは少し引いてみていた人が同世代には多かったのでは、と。まあ、個人の感想ですけど。Mステは、三浦大知くんのEXCITEを踊る高校生ダンス部が素晴らしくて見入ってしまった。見どころ多かった。ヲタ活でよく見る番組で、番組構成に文句があったりもするのだけど、やはり出る人によっては濃密な番組になるなあなどとひさびさ感心。


お題「今日の出来事」

パルナートポックのつばめ

お題はマイブームだけど、私にとってはもうずっとブーム。それがつばめモチーフ。何でもかんでもほしいってことではないですが、ちょこちょことつばめモチーフを集めています。

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以前、ネックレスを買ったことのある羽根の形と星が特徴的なモチーフ。それと同じタイプのアクセサリーと出会うことが2度。これはご縁だと、ヘアゴムもブローチも手に入れました。おんなじ形。(ちなみに後ろの布は先日買った現代物の紬。洋服のチェックみたいでしょ)

これ、パルナートポックというブランドのものらしいです。他のアイテムも魅力的なものが多い。肌につけるアクセサリーは金属アレルギーの問題で出さなんでも使えるわけではないのが悔しいところだけど、ここのモチーフは私好みだ。金具だけ付け替えたりすれば使えると思うので、ちょっとチェックし続けたい。

帯留もあるらしい。こ、これは…!!!

palnartpoc-store.com

お題「マイブーム」

梅、二分咲き

そろそろ開花してるのではないかと、梅が丘にある羽根木公園へ。初めて行ったのだけど、公園というよりは小高い山でした。昔から丘状で根津財閥が所有していた時期もあったそうです。その後、東京都の管轄になって公園になったようです。

せたがや梅まつりは始まっていましたが、まだまだ二分咲きといったところ。木によってはかなり咲いているものもあったので、今週末とか来週末くらいがいいのかもしれない。

でも、紅梅も白梅もしっかり鑑賞できたのでそこそこ満足。満足できないのは写真の腕だ…。


カメラはいつものとおりPENTAX K-70、レンズは18-135のズームレンズと、途中からオットと交換してSIGMAのf1.4 30㎜。30㎜のほうが楽しめたかもしれない。もう少し咲いていたら広角で撮るのも楽しかったと思う。

とはいえ、後ろをぼかして小さめの花を撮る、というのは今までもやってきているのであえての広角と思っていましたが…広角、なかなかむずかしいですね。以前みたく、カメラ散歩した~たのし~うれし~ってポイントは通過していて、「よし!撮った!満足!」ってなかなかならないものですね。精進します。

「羽田七福いなり」をめぐる

気温が10度に満たない日の、午後。夕暮れ前に羽田七福いなりをめぐって歩いてきました。なぜこんな時間なのかというと、お昼すぎの待ち合わせ→なぜかカフェで集合したのでまったりコーヒーなど飲んでいたら歩き始めが15時になってしまったのでした…。

京急線糀谷駅近くから歩き始めて、多摩川沿いを歩き、穴守稲荷までの約2時間の散歩コース。各々一眼レフ(8人中7人一眼レフ持ち。内訳はCanon3;PENTAX2;SONY1;Nikon1)で撮影しながらのゆるゆる歩きになりました。

ところで七福いなりとは…。
anamori.jp
この地区のお稲荷さん7か所と、別格の弁財天をめぐるようになっています。稲荷神社はどこでもあるけど、これだけまとまっているのも面白い。

一、萩中 東官守稲荷神社 《身体安全》

糀谷商店街を抜けた先にある、萩中神社内に境内があります。ここまでたどり着く前に、商店街の面白風景とか、陶器のワゴンセールなどに引っ掛かっているのでその後の進捗がかなり危ぶまれた。

鎮座地:大田区萩中1-5-18 

東官守稲荷神社は、昔 萩中町7番地(旧番地)辺りにあり、敷地も広く東に向き、海に向かって建てられていた。当時この地に住む村人らは半農半漁の生活をしていたので、海における仕事の安全を祈る守護神として、村人達の信仰を集めていた。 大正6年の風水害により社は被害を受けたが、萩中神社再建の際、萩中神社の境内に移された。しかし、また昭和20年4月、戦災の為焼失してしまったが、町民の努力により再建された。

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お稲荷さんの鳥居で遊んでいた子どもたち。良い笑顔をありがとね。もっと引いて鳥居を入れればよかったな…。

二、上田 妙法稲荷神社 《招福厄除》

千本鳥居みたいに、赤い鳥居が連なっているのは稲荷神社の特徴なんだろうか。(寄進ですよね)静かなお社でした。隣に小さな公園があって、遊具ではしゃいだりしました。

鎮座地:大田区本羽田1-12-9 

享和元年9月(1801年)大洪水の被害から立直る為、京都伏見大社の分霊を賜り、大松の下に社殿を建立し、鎮座されたものと伝へられている。この松の根元には白蛇が住み、神の使いと云われた事から、蛇稲荷とも呼ばれ信仰を集めていた。大正12年の関東大震災の折、大松も社殿も焼失したが、当地の有志により松の切株の上に八角堂が建立され、妙法稲荷と呼ばれ信仰を集めていた。昭和20年の戦災によって八角堂は焼失したが、昭和31年崇敬者並びに地元有志により現在の社殿が建立された。



三、大野 重幸稲荷神社 《開運長寿》

知らなければすっと通り過ぎてしまいそうな小ぢんまりしたお社。狐さんがなかなか怖い顔。狭い場所でいい大人がわあわあやってるので社務所から少し観察されるなど。すみません、怪しいものではありません。

鎮座地:大田区本羽田1-7-14

昔、この辺り一帯は大野上田と呼ばれていた。度々の洪水に悩まされた村人達は、多摩川のほとり旧六郷土堤の際に、田畑の守護と五穀豊穣を祈って社を建立した。社前の道路は旧六郷土堤であり、現在の社の高さが旧堤防の高さであった。境内には樹令400年、幹まわり3.5メートルの楠の大木があったが、昭和20年4月の大空襲で焼失してしまった。社前の道路が一部膨らんでいる事が、大木のあったことと歴史の古さを物語っている。



四、中村 高山稲荷神社 《学業成就》

今度は打って変わって、広い通りに面した広々とした土地にメインのお社(中村天祖神社とその社務所)がだーんと建っており、お稲荷さんはその隣にちょこまかっと鎮座。狐さんがシュッとしてはる。

鎮座地:大田区本羽田3-12-2 【地図】

この辺りは中村と呼ばれ、社殿は名主 橋爪家(伊勢屋=本羽田3丁目辺り)の前にあったが、昭和4年の六郷土堤改修工事の際、現在地に移転された。移転前の社が飛騨高山より来た大工によって建築された事から、高山稲荷と呼ばれる様になったと云われている。戦前の初午祭には、芝居も催され大層の賑わいをみせた。この辺りの親達は初午の日に社前に小屋を作り、子供をお籠りさせてから寺小屋に入門させたと云う。


五、仲町 鴎稲荷神社 《開運招福》

川崎に渡る大師橋を超えて、今度は住宅地にひっそりとたたずむ鴎稲荷。名前がかわいいですね。赤い鳥居はとても新しい。鮮やか。お社と狐さんは新しめ。石の鳥居があったのだけどこれは古そうでした。(しかし写真はない。撮ったけどイマイチ)

鎮座地:大田区羽田6-20-10

この社に現存する石の鳥居には弘化2年(西暦1845年)建立と刻まれている所から、御鎮座はそれ以前となる。その昔、漁師たちが祈願すると鴎(かもめ)が飛来し大漁であったと云うことから、鴎を大漁の兆しとして崇め、以後「鴎稲荷」と呼ばれるようになった。大正13年頃 社屋を新築したが、昭和20年の戦災で焼失してしまった。その後町民により再建され、現在でも初午の夜は篝火を焚き太鼓を打ち鳴らしている。


別格、羽田 玉川弁財天 《金運長寿》

三つ鱗紋の弁天様。向かって左側の紋がさびて取れてしまっているのが寂しい。それを空に掲げて「トライフォース」などと遊ぶアラフォー…。(ゼルダですかね)昔はこの辺まで海だったのでしょうかね。

鎮座地:大田区羽田6-13-8 

江戸名所図会に“羽田村の南も洲の先にあり、故に羽田弁財天と称せり。本尊は江の島本宮巌屋弁財天と同体にして、弘法大師の作なりといへり。宝永八年(西暦1711年)四月此地に遷し奉る云々”とある。社頭は、江戸新堀 小西九兵衛という酒問屋が全て造ったとされ、境内の一部に常夜灯があり、沖行く舟の目標であったと云う。また、当社にまつわる様々な版画も残されている。現在の羽田空港内(要島・鈴木新田)にあったが、昭和20年9月連合軍の強制立退命令により現在地に遷った。

六、鷹取 白魚稲荷神社 《無病息災》

それまでほとんど羽田七福めぐりの案内板などなかったのに、突如弁天様の敷地内に現れた「白魚稲荷」への案内板…。たしかに、路地を進むので分かりにくい。周辺の人たちがよく聞かれるから用意してくださってるのだろうか。欄間に狐さんがいるので、お社の前にはいない。

鎮座地:大田区羽田5-27-8
武蔵国風土記に“漁士白魚を初めて得しときは、まず此の社に供ふる。故にかく云へり”と社名の起源が記されている。
白魚稲荷 例大祭の様子2 多摩川の砂利砂採取が行われるようになった頃、この事業に従事する人たちの信仰を受け、社頭は大いに盛んであった。昔、この附近は藁葺き屋根が多く、漁師町特有の建込んだ家並みから、火事が起らないよう祈願する人も多く火伏せの神様としても信仰がある。その為か、この社は先の大戦の戦火を免れた。


七、東京羽田 穴守稲荷神社

ラスト、もう日も暮れてしまったのにこんなに明るく撮ってくれるK-70さんえらい。千本鳥居は京都の伏見稲荷が有名だけど、伏見まで行けない撮影などは穴守稲荷が使われることもあるようですよ。千本までは全然ないけど結構圧巻の赤い鳥居。それを潜り抜けていくと富士塚があり、その頂上には御嶽神社が祀られています。



おまけ 羽田神社

立派でした!このあたりの開発に伴って、立ち退かざるを得なかった小さな神社が一気に集められていました。



歩いた距離は10km超、2万歩くらい!なかなかハードな散歩でしたがみんなでワイワイ言いながら歩いていたら意外と楽でした。寒かったけど。スタンプラリー的な楽しみがあり、撮影欲も満たされて、しかも夜は美味しい鶏料理の店だったのでおなかも満たされました。

この手のスタンプラリー的楽しみは日本人好みなんですかね、各方面にあるようです(新宿七福神とか)また別な場所でいろいろめぐりたい。ただ、羽田近辺は地形や土地自体も楽しかった。多摩川のかつての堤防跡もあったのですがこれについてはまた別途書きます。