ツーアウト満塁空振り三振

生活密着型ウェブダイアリ1.0

ウールきものは洗うと縮む(知ってた!)

先日、祖母の遺品の着物をたくさんもらったのですがそのうちのひとつ、ウールきものを自宅に持って帰ってきたので洗いました。シミもあったので先に部分洗いしたんだけど、まー出る出る紫色のお湯!つまりホコリが洗い流されてるということなんだけど、何十年も放置するとこうなるのね…とビックリ。

その後、洗濯機でドライ洗い。

予想はしてたけど、少々縮んでしまった。衿の部分が裏地と縮む割合が違くて袋になってしまった。むーん。

シミも完全には落ちず。分かりますかね?おそらく食べ物汚れだと思うんですが。着てしまえば目立たないと思います。そのうちちゃんと落としたい気も。

https://www.instagram.com/p/Bc1poJOH16V/
おばあちゃんのウール、洗ったら少々縮んだ…けど、まあ少しサッパリしたからインナーに薄手のタートル着れば行けなくもないことが分かった。


元々サイズ小さめの上に縮んでしまったら普通に着るのは難しいです。でも、タートルインで短めに着付けて足元ブーツとかならカジュアルに楽しめるんじゃないかと!

重ね着すると膨れるので、肉襦袢は着てないほうがもっと楽しいですね…。忘年会シーズンで着々と肉襦袢を重ねているので、飲みのない日は食事控えめにね、自分。

善福寺川成田東支流を歩く

和田堀公園に散歩に行ったついでに、付近の暗渠を歩きました。善福寺川成田東支流とよばれる暗渠です。

そもそもは…オット(サウナ大好き)が、いつもとちがった銭湯に行きたい、良い銭湯はないかと探したところ見つかったのが吉の湯でした。
yoshinoyu.sakura.ne.jp

清潔そうだし、ちょっと飲み物なんかもあるし、いいのでは!と。しかも少し歩けば武蔵野園(和田堀公園内の釣り堀併設の食堂)もあるし、お風呂の後に散歩して一杯楽しんでからゆっくり帰るってのもいいじゃないかと。でも「銭湯」と聞いて黙っておけない暗渠クラスタ。銭湯があるところには暗渠がある可能性が高い「暗渠サイン」なわけです。排水に便利なので銭湯は川の近くに建てられることが多かったのでしょうね。その川が暗渠化されて、銭湯のほうが目印になったというわけです。そんなわけで調べてみると、はいはいありました。吉の湯は成田東支流沿いにありました。

散歩がてら、吉の湯の場所確認に。和田堀公園からはすぐ近くでした。その銭湯の裏手に回ると…急に猫が2匹飛び出してきて(追っかけっこしていたようです)その出てきた場所を見ると暗渠がありました。ニャン渠とはよく言ったもので、暗渠には猫が多いのですよね…。今回は私に暗渠の場所を教えてくれるために飛び出してくれたかのような、暗渠案内猫でした。

そしてその暗渠というのが…

コンクリ蓋式!!!

しかも銭湯の真裏を通るので裏道感半端ない。テンション上がる!!
細道だということでもいい暗渠だなあと思うのに、なが~いコンクリ蓋暗渠が続きます。

そしてお出まし、杉並区の暗渠サイン。金太郎の車止め。こんなにきれいに彩色の残っている現物は初めて見ました。ちょっと感動。

和田堀公園から歩いて、銭湯で折り返してきて再び公園へ。暗渠は善福寺川にはまだ注がず、和田堀公園に沿って西に進みますが、私たちの散歩はここまで。

暗渠歩きは上流から下流、もしくは下流から遡ってこそ楽しいものなのですが、これだけコンクリ蓋を歩けたらかなりの満足度!暗渠充です!

今度は、新高円寺のほうから成田東支流を歩き始めて、吉の湯でサッパリし、和田堀公園までコンクリ蓋を歩いて、武蔵野園で一杯やるというツアーで楽しみたいものです。いつ決行するかなー?

単焦点43㎜レンズの世界

単焦点のカメラって使いやすくて好きなんですが、オット所有の43㎜と31㎜は中でもお気に入りになりました。この日は43㎜をもってお散歩。

https://www.instagram.com/p/BTLNAHDFJB7/

お散歩中。思ったより重くないや。

↑このレンズ。 

 

バスにのって杉並区の和田堀公園へ。今年の初め、梅が咲き始めたころに初めて来て、その後桜の季節に何度か来て、初夏に付近の暗渠巡りに来て、それ以来でした。釣り堀付近に武蔵野園という食堂があって、ここが良い昼飲みスポットなのです。

kwaico.hatenablog.com

 

紅葉の季節にはもう遅く、あと数週間早く来るべきだったと思うくらいのふかふか落ち葉。足に柔らかくて、サクサクと踏むのが楽しい。

ふかふか落ち葉 Fallen leaves

 

12月の午後はもうすぐ西日になってしまう。16時前なのにすっかり夕方。送電塔・鉄塔はかっこいい。いい色に染まっていたのでついシャッターを切ってしまいます。きれいね。

夕陽の当たる送電塔 Transmission Tower

 

夕方の明かりと見知らぬランナー。43㎜だとよくぼけてくれるのでとっても雰囲気ある感じに撮れて気に入っています。

知らないおじさんランナー Leaves and Runner

 

空と、まだ色づいている紅葉。紅葉はまだまだ赤くきれいで、空が青いととっても映えました。こういうのが本当に「映え」るやつ。

紅葉 Red Leaves

私はどうもピントを合わせるのが下手なんです。いやいや、オートフォーカスなんですけどね…目が悪いからなんですかね…。メガネでファインダーを覗くし、左利きなので覗くのは左目ってのも影響してるんだろうか。それともただセンスがないだけなのかな、ははは…(乾いた笑い) 

お題「カメラ」

日記雑記(12月第3週)

12/9
土曜日。オットの地元の友人に不幸があって夕方から盛岡に行くというので昼間はどうしようかなどと言ってたら、ご近所のお友達ファミリーからサイゼでランチしないかとお声がかかる。飲まないつもりで行ったけど結局赤ワインを飲んだ…。帰宅してオットは支度し出かけてしまった。夕方は別エントリーに書いたけどイルミネーション撮影練習で新宿に出る。もっとマジックアワーの時間に着くように出ればよかった。雲ひとつない天気の良い日だったんだよなあ。イルミネーション撮影は難しい。三脚で撮ってる人たちもチラホラ。
帰宅して冷蔵庫整理ご飯を食べつつブラタモリ見たり、録画処理したり、しやがれ見たり。二人暮らしに慣れると一人がぐんと寂しく感じるようになるなあ。一人暮らししてる時はこういう寂しさはないもんなあ…と実家の母のことを思う。
https://www.instagram.com/p/Bceg-sHn1jD/
新宿サザンテラスのイルミネーション、ところどころに隠しハートがあって、映えたイルミネーション人たちがいっぱい。わたくしはK-70持って練習。イルミネーションの撮影難しいなー。

12/10
日曜日。実家の母と、祖母の家の遺品整理へ。戦利品は別エントリーに書いた通り。午前中に一仕事終えたので、駅前でランチをしていたらオットが終電の新幹線で帰るというのでこちらも予定変更。その足で実家に帰って、母のiPadやらPCのアップデート作業など。夜は出来合いのおでんを一緒に食べてから帰宅。たまには親孝行しないとな…いつもまだ世話になってばかりだわ。オットさん夜中に帰宅。それを確認して私は倒れこむように寝る。くたびれたみたい。

12/11
月曜日。昨日の疲れが抜けないまま一日中なんか辛い。仕事もつめつめではないのでほぼ定時退社する。オットも早めに帰っていたので夜が長く、湯船につかったりしてホッとして1日を終えられた。こういう日ばっかりならいいのに!

12/12
火曜日。久し振りに朝ランした。4kmで必死。寒くなったものです。

12/13
水曜日。自宅で火鍋をつつきながらアマゾンプライムシティハンターを見る。今見るといいバブルだと思うんだけど、いかんせん冴羽獠がセクハラし過ぎである。香が出てくるのはもう少し後で、この変態につっこみまくる香の存在がちょっと恋しくなった。最初のほうってこんなにセクハラ野放しだったんだなあ。目くじら立てて怒るつもりはないけど、これが許された時代だったんだなあ…と遠い目。シティハンター自体はやっぱり面白さもあるし、好きですよ。結局冴羽獠ステキだしね…。ま、今見てもラストシーンの静止画からEDにフェードインするゲワイ、かっこよすぎる。当時の小学生はアダルトを感じたものですよ。

12/14
木曜日。夜は紀尾井町ガーデンでやっていた星空観望会と講演に行く。別エントリの通り。
帰る間際で、紀尾井町ガーデンにある会社に勤めている友人と連絡がとれて永田町のエチカで軽く食事(鶏白湯ラーメン)。仕事もして勉強もして趣味の旅行(旅してないと死んじゃう人)もしっかりやる彼女と話すと、私も頑張らないとなーという気持ちになる。今日はそこに「宝石の国」(彼女は今これにハマっており
原作も何度も読み返しているらしい。私は毎週アニメが楽しみ)も加わった。寒かったしサクッと解散。帰宅してしばらくベランダで星を眺めたりしたあとKinKi のSONGSを見て痺れた。キンキコン行ってみたいけど、他Gよりハードルが激高なのはこの2人の濃密な空気感だろう。
ところで紀尾井町ガーデンのイルミネーションがとてもきれいでした。
https://www.instagram.com/p/BcrnJ1UHsiI/
一眼欲しかった。きれい!

12/15
金曜日。週末でやることバリバリこなす日。夜は部署の女子会でシュラスコ。しかし師走の金曜日、忘年会の人たちが多くてお店に入るだけでも大変…。2時間制と言われたけど、最初の1時間はシュラスコ以外のつまみしか出てこず、なんだか消化不良。やたらウーロンハイを飲んだだけであった。お肉はそこそこ美味しかったのだけど、なんとなく残念な気持ちに。

2次会では愚痴大会になってしまったので眠い頭でうんうんと返事をしていた思い出…。ふと気がつくと左腕にApple Watchがない!あれ?どこかで外したっけと探したら足元に落ちていたけど、ベルトの金属部分が自然に?外れていた模様。この間買ったばかりで、得意げにエントリーも書いていたので再び残念な気持ちに。お店の対応も不満な部分があったので珍しくクレーム内容のレビューをつけたのでした。私自身が客商売なので滅多なことでは店の対応に怒らないことにしてるんだけど(なるべく察するようにしてあげたい)たった5日で壊れたら文句言っていいよね?
せっかく楽しかった夜なのに、2割くらいは残念になってしまったのが本当に残念だ。

お題「今日の出来事」

ふたご座流星群の夜に星空観察

かつては星座とギリシア神話が大好きな少女であったわたくしですが(聖闘士星矢もそれで好きになった)、今まったく興味がないかといえばそんなことはなく、ただ夜空の星を見上げる余裕を失っているだけでございますよ。本来、星は好きです。今年は機会に恵まれて、ふたご座流星群の日に天体セミナーを見て、星空を見上げることになりました。


講演の20時の回に間に合って…たはずなんですが先に星空観望会のほうに行ってしまったので20時を過ぎても、しばらく星を眺めていました。望遠鏡をのぞかせてもらってすばる(星のほう、人のほうは双眼鏡で見たい)とかオリオン座の小三ツ星とかを見せてもらった。よく見えるんだなあ、望遠鏡。ちなみにこのイベントはVixenの提供なので覗いた望遠鏡もVixenでした。

ふたご座流星群というのは、「ファエトン」という小惑星の軌道が、地球の軌道と交差していて、この季節に互いが近づくんだけど、ファエトン付近にたくさんある細かい惑星のかけら(塵)が浮遊するところを地球が通過することで、たくさんの流れ星が起こる。それがふたご座近くで見られることからふたご座流星群と呼ぶらしい(講演より)。流れ星って地球に向かってくるのだとばかり思っていたけど、流れ星の素である塵がたくさんあるところに、地球が突っ込んでいくことで発生するものらしい。目からうろこ。

断片的にしか知らなかった太陽系のことも(木星の手前に小惑星帯があるとか)体系的にお話を聞くことができました。初めて天体関連の講演を聞いたので、もちろん基礎的な事だけだけど、知らないことも多かったので面白かったです。やっぱり仕事以外の勉強って楽しい。

流星群の発生源はポルックスとカスートル(という星の名前だけどこれはふたご座のギリシア神話にでてくる双子の兄弟の名前でもあります)のあたりなのだけど、そこから離れたところのほうが、滞空時間の長い流れ星がみられるということで、オリオン座の西のほうに狙いをつけて、家のベランダから空を眺めることにしました。自宅はターミナル駅からそんなに離れていない都内で看板の明かりや建物の照明のせいでかなり空は明るいのだけど、ずっと空を見ているとそこそこ星がみられることが分かりました。シリウスとか明るすぎる…。ぼけーっとオリオン座のリゲルのあたりを眺めていたら、その西あたりにふわーっと流れ星。「群」とは到底言えないけれど、流れ星は目視できたので満足。あとは寒くて早々に退散しました。

久しぶりの星空観察体験だったけど、とても楽しかったです。イベントも行けてよかった。天体イベント、もっと積極的に参加していきたくなりました。

Apple Watch(NIKE+モデル)を買った

Apple Watchを買ったことはすでにどこかで書いたのですが、改めて。


NIKE+がプリインストールされていて、バンドも汗が蒸れないタイプのスポーツ仕様なんですが、普段使いにはちょっと強すぎるので、バンドを気分や着るものによって変えて使おうと思います。

メッシュメタリックは仕事に良い。

でも登場が増えそうなのはレザーバンド。

目的はランニングで、Apple Watchにランニング用のプレイリストを転送しておけば、BluetoothのイヤフォンとApple Watchだけ持って音楽聴きながらランニングして記録できるわけです。iPhone持って走らなくて良いというのは助かります。重たいし、ガツンガツン揺れて体のどこかに当たるし。持ち運びのストレスがなくなったのが良いですね。今ちょっと設定がよくわかんなくてNIKE+に心拍数と高低差が反映されてないのが気になっているけどたぶん今後は大丈夫…。もともとは活動量計がほしくて、1日の活動をあれこれ使わず記録しておきたかったのです。だから歩数計や心拍数が自動で記録されるのは便利でとても良い。

この他、SUICAとして使うためにApplePayにも登録しました。駅の改札で使うときはかざすくらいでちょうどいいみたい。わざわざタッチすると、かざした時とタッチしたときに2回SUICAが認識していることになるのでエラーになって扉が締まります…(何度かやった)。かざすだけでお金が払えるとか未来だなあ。いえ、自動改札自体がそうなんですけど。

そんなお金のデジタル化が進んで(自分比)、家計簿はZaimを使うようになりました。(ってのもこの間書きましたが。)今後もキャッシュは使っていくしレシートはZaimでOCRで読み込んでいくだけで済むようになるけれど、ApplePayに登録したカードをZaimと繋いだので家計簿につけるものはクレジットカードを使ったほうが記録もためやすくなってしまった。よく行くスーパーが現金じゃないとポイントを付けてくれないのだけれど、楽天カードを使えば楽天ポイントが増えるんだった。どっちが賢いかしら…。さして利率も良くないポイントカードに振り回されることもないのか…。今後検討しなければ。本当、優れた道具はほかの生活様式も変えてしまう。面白いけど責任重大である。

このApple Watchセルラータイプではないのでメール受信などは出来ないのだけど、そこまで求めてないのでこれで機能的には充分。女性の腕には少々大きな腕時計だけど、私は大きめの時計が好きなのでそこは問題ないかな。バンドの取り換えが簡単だったり、純正じゃなくてもいろいろな選択肢があるので好きに変えて使えるというのがとっても魅力。やりたいことは大体できるので不満はないです。

腕時計では、ないけれど。
お題「腕時計」

祖母の着物を引き取ってきた

先日、母方の祖母が亡くなったので遺品整理を手伝ってきた…というと聞こえがいいのだけど、仕立て職人をしていた祖母の着物、反物をあげるから要る要らないの選別をしてくれと言われたのです。母も叔父も叔母も着物についてあまり知らないし、そのままだと知らない業者に預けて二束三文にされてしまうけど、私なら活用することが出来るわけです。着れるものは着たいし、反物なら先を見て保管しておけばいい。知らない業者に好き勝手されるのなら孫の私が着た方がおばあちゃんも喜ぶんではと。

十日町紬の反物とそれに合う橙色のすそ回し、紺地の小紋の反物、村山大島的なダスティパステル紬とモスグリーンお召し、まだ着れるのは先だけど若草色の付け下げ、あとはウールを少しと、帯をいろいろもらうことにしました。


写真だと黒にしか見えないけどモスグリーン。シルバーとゴールドの織り柄が入っているので、手持ちの帯で合わせてみた。楽しい。

仕立ててあるものは、祖母がよく着ていたものらしく(母が、「あーこれ覚えてる!よく着てたわー」とか言ってた)それなりに汚れがあったりしてるのですが、ものによっては丸洗いに出せばいいし、アンティークに慣れていれば許容範囲。そのまま着てしまってもいいくらい。しかし問題は身幅…。裄は少々足りないにしても着れない大きさではないのだけど、普通に着付けてしまうと、下前が足りないので歩いたとき裾から襦袢が出ちゃうやつ…。調べたら対策はあるようなので試してみようと思います。

二つの反物のうち、青地の小紋はまだ地味なので先を見てもいいかなと。十日町紬の方はもう!いま!なう!着てもいい感じの色&柄。最&高!さっそく仕立て屋さんか和裁士さんを探さねば!ありがとうおばあちゃん!!

これを機に、手持ちのものを整理しよう。きものの保管方法も変えていこうかな、なんて思ったり。(そのためにはお部屋大掃除&大改造が必要)

ちなみに2年前に亡くなった父方の祖母も元々は呉服屋の家に生まれててきもの好きで、遺品として着物も残っていたのだけど…吝嗇家といいますかお金に厳しい性格的なものでしょうか、先々着れるようなものしかなく、つまり地味ぃーーーで、無難で、魅力的なものはなかったので特に引き継ぎたいものはありませんでした…。母方の祖母は、その時々に着られるものを持っていてくれたので、いま私の手元に残るわけで。面白いものですな。引き継ぐなら母方の祖母のセンスを受け継ぎたい。

お題「おばあちゃんの思い出」