うっかり買い

　脳内ハードディスクに障害があるとしか思えない日々。先日会社で、部長のPCが「ううううういいいいいいいいい〜〜〜〜〜〜〜いいいんんんん…」と鳴り出したので、システム課に依頼したときに、「私のハードディスクとメモリも乗せ変えてもらえませんかね」と真面目な顔をして聞いてしまった。私なんか毎日異音だらけだ。脳内が。

　いや、書きたいことはそれじゃなく。昨日ひさびさに大型書店に行き鼻歌交じりに『邪魅の雫』を購入した。

邪魅の雫 (講談社ノベルス)

先述のカフェでビール飲みながら読んでいたのだが、ふと違和感を覚える。由良？由良って誰だ？そこで噂の『京極夏彦全作品解説書』なるものを開いてみた。

　『陰摩羅鬼の瑕』を飛ばしてる…！

　京極堂シリーズについては絶対に順番に読んでやると思っていて、それなのに何故こんなことが起きたのか。つまりは私が忘れていたのだ、『陰摩羅鬼の瑕』の分冊文庫版が出ているということを…。「文庫で出たら買おうっと♪（でかいから…）」と能天気に考えており、気づいたら1ヶ月も前に発売されていたことを知らなかった…！不覚…！まぁ先月はいろんなことで落ち込んだりあわあわしたりして、本を読むゆとりもなかったのだが。最近になって読書のゆとりが出てきて思いついたのが京極堂だったので、目に付きやすかった邪魅のほうを、浮かれて手に取ってしまったということか。

　ということで今日買う。

文庫版 陰摩羅鬼の瑕 (講談社文庫)

　昨日は生地探しの旅に出ようと思ったのだが、結局カシミヤのニットやらブーツやら下着類やらと普通の買物をしてしまい、目的が果たせなかったので本日も旅に出る予定。買物は楽しいが先立つものがね…。そんななか京極と立て続けに買うのも結構痛手。（でも買う。）