私に対しては温厚なオットが珍しく命令形で「髪を切れ」と言ったのでかなりモサモサしていたらしい。気に入っていた美容師さんが辞めて別の美容室に行ってしまったので、新しい美容室に行くか、新しい美容師さんにお願いするかで二の足を踏んでいたのだ。ワクチンも打ったしそろそろいいかなと地元ではじめての美容室へ。ついてくれたのは同世代と思しき女性の美容師さん。わりと細かめな希望を伝えると、スタイリングなどのことも含めてうまく提案してくれて仕上がりは満足。白髪染めの話なんかも出来たのでしばらくはここでいいかな？
午後から映画「マヨイガ」を見に新宿へ。岩手の大槌町が舞台の民俗学がベースにある、悲しみやネガティブな感情からの救済ストーリー。
予想していた以上に良く、ほっこり妖怪小戦争って感じだった。エンディングを歌う羊文学も大変沁みた。新宿へは直行直帰、地元駅で早めの夜サイゼをキメて帰宅。地元サイゼは密にならないしうるさい客もいないから安心して使える…ありがたい。そして夜はゆっくりしました。これもペーシング。
Twitterで「羊文学って村上春樹の作品を揶揄した言葉かと思った」と言ってる人を見かけて大変可笑しかったのを思い出した。好きでしたよ、『羊をめぐる冒険』と『ダンス・ダンス・ダンス』。後者は自らの青春の終わりを書いたと言われる作品だけど、私にとっては青春です。
