比較的健康なほうなのに、なんでこんな何もない時期にいきなり風邪を引いたかなあと考えてみると、外食が多かったのに家食が手抜きだった、ということが理由じゃないかと思った。私は食事のバランスが狂うと体調を悪くする傾向があるので、うちでのご飯をきちんと作ったり、お弁当を持っていったりする生活をしていればたまに外食が続いても影響はない。でもここのところ自炊がいやに面倒な時期が続いていて、手抜き料理とかはたまたインスタントとかそんなものばかり食べていた。お弁当も面倒でコンビニ食とか菓子パンとかばかりだった。それに加えて、外食して夜遅く帰宅するとお風呂が沸くのを待っていられないので、簡単にシャワーで済ませたりしていた。「面倒くさい」というワードは不健康へ続くのだな、私の場合。
先日読んだ『亡食の時代』がすごく反省させられる内容で、やはり食事は面倒と考えてはいけないのだな。以前、調味料メーカーのCMで「たべたものでいのちはつくられる」といったような内容のコピーがあって、一人暮らしで食生活が乱れていた私はドキッとしたものだ。自炊は出来合いのものよりも手間も時間もかかるけれど、ひとつひとつ身体に蓄積していくものだとすればおかしなものは摂取できないよなあ…と反省する。過剰に気にするのもどうかと思うけど、自分の身体に対して自分で責任を持って手間をかけてあげなくちゃならないなあ。その手間を惜しんで後に辛かったり嫌な思いをするのは他ならぬ自分自身だものなあ。
