ツーアウト満塁空振り三振

生活密着型ウェブダイアリ1.0

 ひなまつり


 お雛様は大好きなのだが、今日がひな祭りだということをすっかり忘れていた…というか意識してなかった。お雛様が好きなだけなのだ。そんな土曜日はダラダラデー。先述のとおり映画を観たあと、返しに行くついでにまたDVDを借りてきた。「東京日和」(竹中直人のほう)と「メゾン・ド・ヒミコ」。「ゆれる」が借りたかったが全部借りられていたので。「メゾン〜」はオダジョーつながりということで(安易)。


 で、今朝はもう一日引きこもろうと思っていたので朝から「東京日和」を見た。うーん、10年前にリアルタイムで観たら好きな映画、とか言ってたのかなあという感じ。社会で生き難い、Mr.&Mrs.不思議ちゃんを観ているのは痛々しかった。私はずいぶんと大人の社会に適合していることよ。成熟しているとは思えないけれど、受け入れているだけなのか、きちんと適合している。バランスを崩すとたぶん社会に適合しないほうに適合すると思っているので、バランスは保ちたいと思って生きているのだろう。そんなわけでこちらは「ふーん」で終わった映画。でも、映画は音楽がいいね。この映画も音楽にだいぶ助けれらていると思った。本当はぎゅっと詰まった息苦しさがあるのだけど、ゆったりとした音楽のおかげで救われている感じ。だいぶ生意気な感想で失礼します。

東京日和 [DVD]

東京日和 [DVD]


 あ、実際に借りたのは死に掛けのメディアVHSでした。DVDがなかったのだ。何故だツタヤ。


 <追記>そういえばそれこそ10年位前に、新宿のDUGでアラーキー本人を見たことがある。私はそこでお茶をしていたのだが、突然現れた存在感のあるお客がアラーキーだった。その場の雰囲気をサァッと変えてしまうほどの存在感(それがオーラだといえばそうかも)があった。なんかすげえな、と思ったのがそのときの感想なのだがそれがこの映画とまったく結びつかないのは何でだろ。