ふたり暮らしを始めて、ごはん担当になったときから、「つくりおきをして、野菜中心の食料を効率よく使って、帰宅して15分でご飯が出せるようにしよう」という意識の高い目標を持っていたのだけど、半年間やってみて現実に打ちのめされている昨今であります…!打ちのめされるってのはちょっと大袈裟だけど、理想と現実は違うもんだなあと思っている。
まずは、理想。
帰宅したら味噌汁を作って炊きたてご飯をよそって、つくりおきの常備菜を出してあっという間の晩ご飯。ニッコリ。
お弁当もつくりおきから詰めればあっという間。
現実…。
週末、オット氏と遊びに行ってくたくた(もしくは飲みすぎて)、夜まで昼寝してしまう。
翌日はあわてて仕事して早めに退勤してスーパー寄って食材買って、イチからつくり始めて30分以上かかって(その間おなかを空かせたオット氏を待たせ)バタバタしながら配膳。余ったおかずはレンチンできるiwakiのガラスコンテナに詰めるか翌日のお弁当にする。
理想と現実のギャップ
<---------------- ココカラ ------------------------>
まず、野田琺瑯は「ぬか漬け美人」しか使っていない。
これね。
あたためは直火よりレンジ生活なので、ガラスコンテナとジップロックのコンテナが大活躍。iwakiはセットで買ったもので、買い足すこともなく使っている。冷蔵庫を開けたときに何が入っているか分かりやすいので、琺瑯容器は私にはちょっと不便かも。余裕があるときはクラフトテープに日付を書いて貼っておく。
白いコンテナにおかずが詰まっていて…というのは見た目美しいし(テーブルの上に並べて真上からのアングルで写真を撮るよそしてインスタに上げるよ)、家事テンションも上がるけど、たぶんガラスのほうが私には合っていると思う。ジップロックの樹脂コンテナは便利だけど、ニオイや、熱による溶けのような傷が気になるので、樹脂は必要最低限にしたいところ。
肝心の、そして憧れのつくりおきは、あまり私のライフスタイルにあってないのではないかと思っている。ごはん担当と言っても、二人分の晩ご飯と自分のお弁当だけで、子どもがいるわけじゃないし、大切な週末に時間をつくって作り置く必要があまりないんじゃないか…。それに夫婦の趣味で「食べ歩き」というのもあるので、晩ご飯はフレキシブルにしておきたいというのもある。材料を買ってしまったり、つくっておいてしまうとどうしてもそれに縛られてしまうので。オットさんから「今日は○○が食べたい急に!」ということもあるし。
でも、帰宅してすぐにご飯を出したいという希望はある。私の仕事が残業も含めて大体19時くらいまでなので、そこから約1時間かけて帰宅→支度するとごはんの時間が21時とかになってしまうこともあり、その時間は少し巻きたい。それに仕事だっていつも早く帰れるわけではないから、帰宅したもののロクな食材がないなんてことも避けたい。
というわけで、最近実践しているのは、
- ざっくり1週間の献立を決める
- つくりおきはせず、翌日の仕込みだけをする(食材を切る、混ぜ合わせておく、下茹でしておくなど)
- 外食日を前もって決めておく(ちなみにうちは原則木曜日)
という3つ。
献立を先に決めることで、先に買い物をしておけるし、そのためにバタバタと仕事を切り上げて帰ってこなくても良い。しかも下準備だけしてあるので、焼くだけとか味付けするだけとか煮るだけとかといういう簡単な調理で済むので時短になる!ということで後片付けついでに切り刻んだりしている。後片付けの手間も少し減るしね。それに、ここまでなら急なメニュー変更でも対応できる。その日からまたメニューを組み立て直せばいい。
晩ご飯のおかずが余ればお弁当にするけど、もしも食べきってしまったら冷凍食品を活用することにもした。別にアンチ冷食でもないし食べるの私だし。手間がかからず、少し節約につながる方法をとろうと思う。それから、ふたりとも一人暮らしが長かったのと、探究心は旺盛なので外食や中食は楽しみでもあり(オットさんの気遣いでもあるのは分かってるんだけど)週1くらいはOKとしたい。
こんな風に少し肩の力をゆるりと抜くことにしている。
はてなでこんなこと書くと、意識の高い人たちから寄ってたかってブクマされてtwitterでRTされて批判の嵐にさらされるんじゃないかと戦々恐々としているけども(いろんなトラウマ)、現在の私のライフスタイルなのであまりお構いなくいただきたい。もしも参考になる方がいればという仮定の上でのおシェアであります。大切なのは方法じゃなくて目的だから。家ご飯の目的は野田琺瑯でつくりおきすることじゃないから。でもこれは憧れだし、実践している方のブログは引き続き羨望のまなざしで購読していきます。そういう皆さんのごはんは、これまた美味しそうだし。