ツーアウト満塁空振り三振

※ 個人の感想です

モノを処分することとは

亡くなった祖母の着物が実家に2ケースくらい残されていて、すべて処分することにしたそうです。地味めな小紋とか、よく分からない紬とか、礼装で着てた付け下げと袋帯とか。それでも正絹のものが多いのでそれなりの価値があるのではと思っていたのだけど。業者に来てもらったら値がついたのは付け下げと帯で1200円。祖母が一生懸命買っていた着物はほとんど二束三文で処分するしかないということになってしまいました。

キモノ好きなんだから、着ればいいじゃないと思うでしょう?でも、残されたもの全部見たけれど、よく「たんす屋」で見かけるようなつまんない地味な着物ばかり。おそらくどれも着物を作った時の年齢よりも先を見て作るもんだから地味に地味になっていったのだと思う。地味な着物が似合う頃には、着物なんか着るのが億劫になってタンスの肥やしに…みたいなことなのかな。そしてそういう世代の着物が一気に放出されてるのでたんす屋がああいうことになってるんでしょう…。すみませんね、たんす屋あんまり好みじゃないんでついこういう表現に。

着物の良さって、仕立て直して受け継いでいけるところ…とかだったのだと思うのですがもうそれは時代にそぐわないのかもしれない。先日、白髪あたまのおばあさんが、パステル系のイエローの紬?をお召しで、とても可愛らしかった。年齢に合うとかよりも、着たいもの、そのときに似合うものを着るべきなんだなと思いましたよ。ばあさんが欲しくて仕立てたのなら、ばあさんが着るべきだったんだ。そう考えることにしました。しつけのついたものは勿体無いなと思うけど。

とか言って、大島紬のアンサンブルだけ母が別にとってあるのを私は知ってる。

何十万もしただろう着物が二束三文になったことを知ったのと同じ日に、中古のレンズが届いた。私のはじめてのKマウント!

多分、誰かがキットレンズを売ったものなのでしょうけど、それが巡って私の元へ。誰かが処分したレンズが、私が今必要なものとして買われていると。なんだかなあという感じ。ばあさんの着物は要らないけど、知らない誰かが売ったレンズは買うんだなあ私は。

そんな思いは別として、このレンズ軽くてこれから使うのが楽しみになりました。「沈胴式」でレンズがコンパクトに収納されるのも携帯性が良くて好み。18-50mmでまず慣れたり練習したり好みを知って、それからレンズ沼にハマろうかなと思いますよ、満を持して。

しかし本体中古、キットレンズ中古で買うことになってしまった。こんなことならレンズキットの新品でも良かったのではと思わないでもない。