ツーアウト満塁空振り三振

生活密着型ウェブダイアリ1.0

7/6 ガールズバンドの世界を見て回顧

マツコの知らない世界」でガールズバンドが取り上げられてたので視聴。プリンセスプリンセスど真ん中世代なのでしっかりと通ったけど、恋に恋するお年頃、女の子の心情を歌った歌に惹かれていたからで、バンドサウンドが良かったということでもなかったなあと言うことを思い出す。並行してTM NETWORKが好きだったので尚更である。BOOWYとかジッタリン・ジンとかも好んで聞いていたし、久保田利伸も好きだったし、そのうちドリカムなんかも出てきてますます好みというよりは友達に教えられたものとかに影響されていたことがよく分かる。TMは自ら好きになったわけだけど、そこからたとえばB'zとか電気とかに広がったわけでもなく、当時全盛期だったバンドブーム界隈(ユニコーンだのジュンスカだのブルーハーツだの)は全然惹かれなかったんだよな。今こんなにバンドサウンド好きなのに。

高校に入ったらチャゲアスブームが来てどハマり。大学に入ると終わりかけの渋谷系ブームがありそこに乗っかる。と言っても世の中の大きな流れとしては高校〜大学時代はビーイング系とTKサウンドだったのですこーし外れたラインを進んでいた。バンドは低迷期だったけど少しずつ好きなバンドが増えてはいた。スピッツとかサニーデーサービスとか。洋楽だとスウェディッシュポップ全盛期だったのでカーディガンズとか。

社会人になってアジカンだのフジファブリックだのというフェス系の邦ロックを聞くようになったり、東京スカパラダイスオーケストラが好きだったので派生してインディーズのスカバンドなんかもつまみ食い程度の聴き方をしていた。ただ音楽は聴くのは好きなだけでライブもそんなにいってなかったし、だからフェスも行くチャンスはなかった。

そのうちノーナ・リーブスを好きになり、ようやく推しバンドができた。ただノーナでキラキラミュージックを覚えた身体はジャニーズにハマる下地を作ったとも言える。ノーナ・リーブスは今でも好きだし、そのうちノーナというか西寺郷太さんがジャニーズに曲提供するようになったのでそこは私の中でも繋がっている。

ガールズバンドに話を戻すと、一時女子の歌うものを避けていた節もある。たとえばチャットモンチーなんかは好きそうと言われたこともあるが、女子の書く生々しい本音みたいな歌詞に触れたくなかったということがある。多分生々しい女子をリアルに生きていたからではないか。恋の歌にキュンキュンする歳でもなくなっていたし、それなら中性的なところに自分のポジションを置ける音楽を好んでいたのかも。(初期の椎名林檎は好きだったけど、あの生々しさはたいそう演出感があって舞台見てる感じもあったので受け入れられたと思ってる)アイドルにハマってからも女子ドルに行かなかったのはその、女子の生々しさに触れたくなかったから。しばらく生身の女子に触れたくなかったんだな…。

ところがBABYMETALを知ることによりそこが吹っ切れた。コンセプトとか音楽性とかで音楽を楽しめるようになったことと、アイドルの皆さんのプロフェッショナリズムをジャニーズから学んだ影響が大きい。そして私ヘヴィめな音楽わりと好きだね?と言う気づきを得る。ま、もちろん学生時代にoasis好きだったり、友人の影響で古いハードロックを聴いて、Led Zeppelinが好きだったりもしてるし、ナンバーガールは分からなかったけどZAZEN BOYZを好んで聴いていたり、グループ魂大好きだったりと、そもそもロック好きなんですけど。

最近はまっているインディーズバンド界隈でもたまに聴いているガールズバンドはあって、それが番組でも取り上げられたSu凸ko D凹koiと、虎の子ラミー。(取り上げられなかったけどラミーちゃんの方がわりと好きである。)あと昔より男女混合バンドって増えていて、打首獄門同好会も3人のうち2人が女子、バックドロップシンデレラもベースが女子である。バンド女子はカッコいいと言うことに今更ながら気づいたのだった!

たまに好きな音楽を回顧するの楽しい。

こんなことを長々書いているだけ元気である。無症状。ワクチン接種券もようやく届いた。上向きになっているかな?