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今年の漢字と今年の一曲2019

先週の話ですが、今年の漢字などが発表されましたね。「令」…なんて無難な。

日経エンタが東西横綱を発表したり、流行語大賞なんてのが話題になるのと同じように、ああ今年も終わるんだなあと思う出来事です。

さて、私の今年の漢字、これは少し前からこれだろうと思っていたものがあります。それが

「怒」

です。

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比較的怒らない方だと思うんです。怒っても他人にそれを見せないようにしたいと思ってる。ですが今年は怒りましたねー。

打首さんの歌に「おこりマスター」という歌があって、歌詞に「もうやめてやる!もうやめてやる!家出してやる!家出してやる!堪忍袋の尾が切れたー!もう怒ったもんねーーーー!」ってフレーズがあるんですけど、今年の私ほんとそれ。会社を辞めると決めた時の心境がまさにこれでした。そのパワーで転職を決めました。(幸い、家族間では特に問題もなく、家出はしないで済みましたが)

獄門のすゝめ

獄門のすゝめ

  • アーティスト:打首獄門同好会
  • 出版社/メーカー: LD&K
  • 発売日: 2012/10/16
  • メディア: CD
 

嵐さんの活動休止の発表も今年でした。これについて、普段特に嵐のことを何とも思ってない人たちとか、ファンでもないのに話題に乗っかりたい人たち(嵐用語で「外野」)が言いたい放題言うのにも腹が立った。報道もそうだしSNSでもそうだし。いや、一部ファンには腹が立ったこともあったな。意見の相違だから仕方がないけど、本人たちが決心したことについていつまでもうだうだと文句を垂れているファンは、私には見苦しく感じた。つらいのはみんな一緒なのに…と。それだって私個人の身勝手な思いなんですけどね。とにかく「外野の言葉はシカトする!(サクラップ)」の心持で乗り切りました。

あとは二宮さんの結婚報道かな。結婚そのものじゃなくて一連の報道とかタイミングなどに色々モヤモヤして、感情で言えば何が近いかと言えば怒りでした。このあたりの感情は現在は浄化されてきているのでもう怒ってはいないです…。

そんなわけで、今年は怒ったなあ…。私普段そんなに怒らないんですけどね…怒ると疲れるから本当は嫌です。でも、怒りの根源を探ると本当は悲しみなのかもしれない。ただそれを怒りに変えて発現させていたのかもしれない。ある種の防御だったのかもしれません。悲しみよりは怒りのほうが傷つかないように感じるし(そうでもないんだけど)。

最近あちこちで怒っている人が多いけど、(そしてそれを見て不快になったりすることもあるんだけど)それは表層だけで心の中をたどっていくと悲しみなのかもしれないのだから、なかなかきつい世の中になってしまったなあなどと、思ってみたりしてます。


さて、ついでに発表しておくと、今年のマイ流行語は夏頃から突然やってきた「打首獄門同好会」。これは頻出してたので説明はいらないかもしれません。音楽はもちろんだけど、YouTube配信の『10獄放送局』が私にとって今年一番のコンテンツ。これを見てしまったからおかしくなったと断言出来る…。この熱病が3ヶ月続いたら本物かなとか思ってましたが、楽勝でしたね。マイブームではなく生涯背負うものの1つになりました(いちいち「好き」が重いタイプ)。


打首獄門同好会「10獄放送局」第1回

こんな日記も書きました。数か月前ですが内容が薄いな…。(反省)

kwaico.hatenablog.com

 

 

そして今年の一曲は嵐さん。


ARASHI - Turning Up [Official Music Video]

 なんだかんだ言っても嵐さんなんですね。この手のファンクなダンスナンバーはアルバムには収録されていて、ファンにとっては珍しいタイプではないのだけど、どうしてもドラマや映画、CMのタイアップ曲ばかりがシングルカットされているので、世間には「なんかどこかで聴いたことあるなあ」程度の楽曲しか知られていないように思います。あと結局「Love so sweet」と「Happiness」だったり。それはそれでいいのですけど。

そんな嵐さんの初ネット配信シングルとしてこのTurningUpが来て、私はブチあがりましたよ。海外進出を意識していることは明らかだし、今「J-POPを盛り上げよう」って言って、J-POP代表してJ-POPを引っ提げていけるのは嵐(ARASHI)しかいないと思うし。こんな楽曲を、活動休止の前年に出すなんてかっこいいし、ホント酷いよ…。今年らしい、いろんな思いが交錯する1曲です。