ツーアウト満塁空振り三振

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ゆっくり、西伊豆温泉旅・その2

令和最初の更新ですが、前回の続き。平成と令和は地続き。そんな西伊豆の旅、2日目。4月29日、平成最後の昭和の日のことです。

浴衣で寝てたら少し寒かったらしく、朝風呂がしみる…(しかしよその親子が水道の蛇口からホース伸ばしてめっっっっちゃ水で埋めてたので、昨夜の41度を味わえず、少し温まりに欠けた。残念。子どもには熱いか。でも大人の朝風呂にはぬるかった)

さて、朝ごはん。

昨夜しっかり食べたのになぜかペロリと食べられる不思議。普段朝食べないのに…。旅行あるあるですが。

チェックアウト前に今度はフィルムカメラ持って散歩。(フィルムカメラは現像後で。)

昨日の烏帽子山

天気が悪いので残念ではある。

展望台から。入江は漁港でもあり、この奥が温泉街になっている。

海底火山が盛り上がって、侵食によってこんな形になるなんて。

散策後宿をチェックアウトし、バスで松崎バスターミナル経由で堂ヶ島へ向かう。乗り継ぎも含めて50分くらいの道のり。

堂ヶ島はとっても観光地。バスターミナルには加山雄三ミュージアムが土産店やレストランを併設して鎮座している。マッサージチェアコーナーや、無料コーヒーの休憩所なんかもあり、加山雄三さまさまである。

この辺りは伊豆ジオパークの一部であり、見所は多い。一番人気は「青の洞窟」と呼ばれる天窓洞(てんそうどう)を遊覧船で観ることなんだけど、天気も良くなくさほど青くなかろうと(あと混んでた)遊覧船はやめて遊歩道を歩くことに。ゆっくり見れば小一時間の散策。

伊豆の松島と呼ばれているそう。

青の洞窟、天窓洞を上から。水が本当に青い。遊覧船が通るのを待っていたが、遊覧船が見えないポイントにスタンバイしてしまい全く見えず。でも水の青さが見えたのでよかった。

レストハウスに、西伊豆B級グルメ「塩カツオうどん」があったのでこれをランチにしようとオーダーすると、うどん売り切れとのこと…。えー…。やむなくのりラーメンにする。超シンプルな醤油ラーメンと、別皿にのりが山盛りになって配膳されるので、食べる前にのりをわさっと乗っけて食べる。うん、これはこれで美味しい。

しかし昨日今日、ランチには恵まれないなぁ。

ミュージアム併設の土産店で噂の塩カツオふりかけを買う…。気になるじゃん…。

まだバスまで時間があったので、オットとピザと堂ヶ島ビールをシェア。

これ、バスターミナルにある売店のピザなのだけど本格的で美味しかった。ビールはエールでまろやかな風味。ランチこれでもよかったのでは、みたいな気持ちに。

堂ヶ島から下田駅までは直通バスで小一時間。寝てしまうかと思ったけど、車窓を見ていたら飽きなくて全然寝なかった。行きとは違うルートで海沿いではなく山を越えていくので、里山の春の景色を見ながらのバス旅。山の青葉に、ツツジや藤の花がさわやかな色味を加えていて、来てよかったなあと思った。

下田駅に着くと、バスで寝ていたオットが寒いというので(わりとすぐ寒がるタイプ)土産ショッピングの後お茶をして、駅前にある足湯に浸かってもらった。熱めのお湯で結構いいらしい。実際伊豆は気温が低くて、私も持っていった衣類ぜんぶを重ね着していた。カーディガンもう少し厚手でよかったな…とか思ってたので、すこし準備不足だったか。

下田駅にも良いスポットはあった。昨日ここでランチすればよかったかな…

古い時計台のある建物をリフォームして、地元のオシャレ雑貨やお土産を売っているショップ。併設のカフェでお茶したのだけど、下田カレーうどんなるものがあり、調査不足だった。



前日に急遽とった切符は普通の踊り子号ではなく、スーパービュー踊り子号。行きの窓際席はすきま風が寒かったけど帰りはそんなことなく快適…と言いたいところだけど、キッズ達がフリーダムで参ったな、というシーンもあり。親御さん達は大変だな…。

怪我の功名だけど、新宿まで直通で帰れる便に乗れたのはラッキーと言って良いでしょう。お家に帰るまでが遠足(遠足?)。今回調査不足の感が否めない。反省点ではあるけれど、次のチャレンジに生かすという手もある。伊豆は食べ物も温泉もあって楽しいのでまた来る時のためにここに記録。