ツーアウト満塁空振り三振

生活密着型ウェブダイアリ1.0

ハーフカメラの到達点?オリンパス PEN FTをお迎えしました

ハーフカメラの頂点(個人の感想です)、OLYMPUS PEN FTをお迎えしました。フィルムのハーフカメラです。愛用しているPEN EESの上位機種。

昨年唐突に始まったハーフカメラ熱ですがここに極まれり、と言えます。

ハーフカメラは1960〜70年代くらいに一般的だった、当時は高価だったフィルムをハーフサイズで撮影するカメラ。汎用機なのでコンパクトで使い方もシンプルなのが特徴で、私のように写真を撮ることが好きだけど万年初心者みたいな人にはもってこい。

しかしこちらのPEN FTさんは、コンパクトなPENの上位機種でレンズ交換ができるハーフカメラなのです。PEN Fというシリーズなんだけど、それに露出計がついているのがFT。シャッタースピードを合わせて、ファインダーを覗くとバーが数字を指しているので、絞りのリングに書いてある数字をそれに合わせ(これで絞りを決める)、ピントを合わせてパシャッと撮る。本格的なのに操作が簡単!素敵。しかも、よくヤフオクで出回っているのは38㎜のレンズ。でもお迎えしたのは40㎜。ちょっとレアです!!!しかもめっちゃ美品。すばらしい。

お買い物したのは日本橋室町にある不二越カメラさん。お店のご主人も丁寧だし上品だしお買い物自体もとても満足のいくものでした。良い買い物エクスペリエンス。ご主人のお話によると少し前までPEN Fは高騰気味だったらしいのですが最近価格が落ち着いてきたそうです。高騰しているときはよく市場に出回るらしいのだけど、価格が下がってきたので今は数が少ないそう。へえええ。持ってる人はタイミングを見計らってるんだなあー。アンティーク着物もそうだけど、中古市場はほんと面白い。でも私はカメラは使ってこそ、キモノは着てこそだと思いますけどね。

その後、室町から神田まで行く途中にカメラのキタムラがあり、そこも中古品を扱っているので覗いてみると、なんとPEN F用の100㎜のレンズがある。お値段1200円でおつりがくる。1200円????気になって一応出してもらって確認すると、まあ状態はよろしくない。店員のおじさんは無言で付属のケースも見せてくれたけど、一言「使わないほうがいいと思うよ」。デスヨネー!というわけでレンズをお返しして店を後にしたのだけど、同じカメラ屋さんの対応でもずいぶん違くて面白いもんだなと思いました。程度の悪いレンズでも、メンテナンスのできる人は掘り出し物として買うこともあるんだとか。へええ。

まだお試し途中で現像できるのはまた少し先だけど、カメラ充の日だったので満足でした。