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体力のない人のための三つ峠登山記録

先日の三連休の土日、平地は酷暑になるとのことだったので、じゃあ標高の高いところに行こう、でも我々の脚ではあんまり高いところは無理だ、ということで三つ峠山に登って来ました。

富士見の山として有名で、某ヤマノススメでも出てくるので三つ峠駅にはパネルがあるし、聖地巡礼の場所でもありそうです。しかし高校生がキャッキャして富士山見せないように目隠しして登れる山なのか…?わりと大変だったぞ。

さて、年に何回かしか泊まりの登山をやらないし、そもそも運動不足夫婦なので、出来るだけ時間に追われずマイペースで行ける方法で行くのがコツ。

出来る限り車を使う

うちは車がないし、2人ともペーパードライバーなので登山は電車派なんですが、そんな私たちにとっての強い味方はタクシー。贅沢だと思うでしょう?でも、車を買って駐車場を借りて…という維持費などを考えれば、体力の温存・時間短縮のためのタクシー費用は決して高くないと思うんです。というわけで、富士急三つ峠駅から車道を2時間歩くところ、車の行けるギリギリのところ(達磨石登山口)までタクシーをお願いしました。電車の着く時間に合わせて配車しておくのが吉。登山口まで2000円くらい。2人だとひとり1000円でちょっと高いかなと思うけど、4人いればひとり500円って考えれば別に高くないですね。


日帰りコースでも宿泊する

三つ峠駅から達磨石登山口、富士見で有名な股のぞきを経て、八百羅漢を通り屏風岩を眺めながら山頂に至るコース。こちら達磨石からのコースタイムだと2時間半くらいなのですが、我々の脚では4時間と踏んで(結構な急登ですし)ゆとりを持って山頂付近の山小屋に泊まることにしました。時間に追われてヒイヒイ歩くのも嫌なので、早めに登ってゆっくり休んで、夜は星なんか眺めたらいいと思って気軽に宿泊。高山の山小屋に比べると、2000mいかない辺りの標高の山小屋は自由度が高いことがあり(お風呂やシャワーがあったり、個室が取りやすかったりなど)どんどん活用するようにしている。今回お世話になったのは四季楽園。個室用意してくれたし、ごはんはボリュームあったし、シャワー浴びれたし(有料)、ホタルを見せてくれたり、なかなか有意義に過ごせました。朝は6時に起きて山頂を踏んで、ゆっくり目に下り始めました。山小屋泊ゆっくり登山の醍醐味。


ロープウェイ、ケーブルカーに乗る

車を使うことと基本的には同じなのだけど、体力のない人たちにとってロープウェイやケーブルカーのある山は安心度が高い。何かあっても乗り場まで行けば人がいるし、文明の利器で下ることができる。これは心強いのです。今回は河口湖畔に降りるカチカチ山ロープウェイを使いました。本当は別なところに下りるつもりが道を間違えましてね…。林道を2時間無駄に歩いてロープウェイ乗り場にたどり着いたんですけどね…いやー、登山道を見つけた時の安堵感ったら!!分岐で地図を確認しなかったのが悪いのですけど、とりあえず無事に下りれたので良かったです。

山頂直下での避暑は大正解。登り始めの下の方は暑くて汗だくだったので、シャワーを浴びてスッキリだし、空気は冷たくさらりと過ごせました。個室でゴロゴロできたし。

そのほかの目的としては、星空写真を撮ることと富士山を見るということがありまして、その両方とも叶えることができたのも満足度が高い。長くなるので後日まとめます。

お題「海派? 山派?」
当然、山派です。