ツーアウト満塁空振り三振

生活密着型ウェブダイアリ1.0

夫婦キモノデビュー

私はキモノを着るのが好きで、自己流ですがかれこれ15年以上はいつでも着られるようになってるんですけど(まあ、リサイクルとかポリとか木綿とか手軽なキモノばかりです。高級なものにあまり興味もないのですが)、最近になってオットがキモノを着てみたいというので浅草のちどり屋さんに行ってきました。翌日にちょっとしたパーティーがあったので、一式揃えられれば着ていくことも出来るだろうと。

「ちどり屋」さんは、男性キモノ専門店で、初めて男性がキモノを揃えるのならまずちどり屋さんに行けと言われているくらいの有名店。浅草寺五重塔通りにあるので、雷門から仲見世を通って、左回りにぐるっと歩いたところにあります。リンク貼ろうとしたんですが、このご時世にブログとかもなくて大変微笑ましい…。周辺はホッピー通りと呼ばれる飲屋街なので、買い物後にお酒も楽しめる素敵スポット…ですが今回は我慢。

店先で、おかみさんに一式揃えたい旨、身長と予算を伝え(身長はほぼ当てられた)、オーソドックスだけど少し遊びのあるもの、ということで少し提案してもらうと、素早く選ぶオット。ササっとサイズ確認のため着付けてもらい、「(予算的に)この辺りから選んで」と角帯をわさっと見せられ、それを決めると羽織紐をあれこれ当てて決めて、はい、お会計。買い物はやっ!!オットが買い物早いのは分かってるんだけど、提案が早くて「この辺で選んで」「これはちょっと」という案内が明確だったのもあると思う。

長襦袢、シルクウールのアンサンブル、角帯、羽織紐と一式揃えて、おかみさんに「うちはここまで。足元は他所行ってね」と送り出されてちどり屋さんでのお買い物終了。なかなか楽しい買い物でした(買ったのはオットだけど)無駄なもの買わせないし、ほんと気持ちよかった!

それから履物屋さんで雪駄を買い、小物屋さんで足袋を買うと一揃え。帰宅して角帯の結び方を動画で確認して練習しました。貝の口なんだけど、私はあまり半幅帯をしないのと、しても貝の口はちょっと粋過ぎる。でも結んだことはあるのでタカをくくっていたけどいざやってみるとなかなか簡単ではなかった…。

そんなわけで、翌日のパーティー(気軽なものなのでカジュアルです)には夫婦揃ってキモノで参上しました。

まず私、

アンティークの色大島(随分前に豆千代で買ったお気に入り)、アンティークの昼夜帯(裏は山吹色の繻子)。船上パーティーだったので寒さと潮避けでコットンレースの羽織も。

そしてオット、

ウールのアンサンブルではちょっと暑いかな?と思っていたけどちょうどよかったみたい。初めてのわりにはしっくりきてたと思いますよ。

二人で着るのは夢でもあったので、私もオットがキモノに興味を持ってくれて嬉しい。