7月最後の週末、母と2人旅で蓼科に行って来ました。2人とも山好きなので軽いトレッキングが目的…だったのですがあいにくの天候でした…。でも行きたかったところに行けたし、母の希望を叶えることも出来たので良い旅でした。そんなわけで何回かに分けて記録。
初日の土曜日。新宿からあずさで茅野駅へ、そこからバスで車山高原へ。しかし途中の白樺湖あたりから濃霧が立ち込め、周囲の景色が何にも見えない。天気も悪くなり、高原に行っても何が見れるのか…と不安になります。
高原について、車山山頂までのリフト券(2つのリフトを乗り継ぐ)を買おうとしたら、山頂は真っ白なので、中腹までの方がいいと言われる…。しょんぼりしながら中腹まで。
こんな感じですでに真っ白…。
しかし、リフトを降りたあたりから少しだけ散策してみるだけで高山植物を色々とみることができました。でも、花の名前がよくわからないので特徴と印象だけ。今回は母という山の先輩がいるので安心です(?)
早速わからないのですが小花がプチプチ付いているので、コバナプチプチソウと命名。
母がマツムシソウだと言ってました。
もっと紫なんですが、この日は薄紫や藤色がみんな白っぽく写ってしまいました。なんでだろ。そんなわけでこれは、モットムラサキソウ。
コバナプチプチソウの満開バージョン?
とかふざけてても仕方ないので、リフトで山麓駅に戻り、「ヨーデル」というレストランで簡単に食事を済ませたのですが、移動するバスの時間がまだ2時間くらいあるので、天候を見ながらこの辺りを散策しようということに。
霧が少し薄くなったら、散策できそうな草原があることに気がつきました。ビオトープになってるようで、そこをゆっくりと周回しました。
こんな天候です。これはこの雰囲気を楽しむしか。傘をさしながらカメラを構えます。
これは知ってる。ナデシコ。エゾカワラナデシコという種類だそうです(パンフレットにあった)
名前は不明だけど色がはっきりしていて、花が咲くとふわふわ綿毛のようになるのがカワイイ。マゼンダフワフワソウ。
揺れる葉っぱの間から桜みたいな控えめなお花。ノハラノサクラと命名。
こんなガスの中でも、マゼンダフワフワソウがとっても鮮やか。雨は小雨になって来たので散策も楽しくなります。
これもかわいかった。めしべ?おしべ?がもう1つの花みたいだから、ハナモウヒトツとでもしておきます(だんだん適当になって来た)
これはもちろん知ってる、アザミ。たくさん咲いていてきれいでした。どこでもある花だけど近所では見られないってことで見られるのは嬉しい。雨露がついてるのがポイント。
こちらはアヤメ。入笠山の湿原でも群生してました。
ひと休みしてお茶してたら突然カルガモの親子がやって来て、びっくり!観光客のまいたおかきを食べまくる雛たち。突然やって来て人にも慣れてる!
フワフワしてて触りたくなるけど…それは我慢。フワフワカワイコチャン(もういい)
このあと突然の大雨。雨具を着てバスを待ち、車山高原から出ているラウンドバスというアルピコバスで宿へ移動。一度茅野駅に出て、そこから再びバスでV字で向かうのが通常ルートなのですが、それだと時間のロスが多いので、そのあたりの観光地を回ってる循環バスはないかと探したところ、この路線があったのでした。マイクロバスが来たので驚きましたがこのバスはなかなか便利。車山高原から蓼科高原通って尖石遺跡経由で茅野に行くので、思いつくルートもあったけどここで書いても仕方ないので別記事でまとめよう。
そんなわけで、雨の車山高原はおしまい。続きは次回。