今朝の東京は春の嵐でしたが、私が外に出る頃には止んでいました。少しホッとして、いつもの道を歩いていると、桜がもう葉桜になってました。
こんな時にいつも思い出すのが、俵万智の短歌。
葉桜を見にゆくならば雨上がり
私でなくてはいけない人と
10代の後半からハタチ過ぎまで俵万智に影響されて短歌を詠んでいた時期がありました…。大学ノートにね、数冊ありますよ…。中高で書いていた少女小説と合わせてスーツケースに詰めて鍵をかけてありますが、黒歴史なんでしょうかね、いやいや、かわいいものだと思っています。表現したいことがあふれていたんだしね。(笑うしかない)
恋に恋するお年頃ですよ、上記の短歌をステキだと思っていたのは。そのうち「そんなこともありましたねー」みたいになりましたが、周回して今は可愛かったじゃないか私!と言ってしまいたい。
そんなことを思い出す雨上がりの葉桜でした。
葉桜の写真がなかったので雨上がりの乙女椿。好きな花の1つです。乙女なのに、椿だから首からポロっと落ちる様が「刹那…!!」という感じがするのですが私だけですかね。
- 作者: 俵万智
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 1991/04
- メディア: 単行本
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