つらつらと自分語りDAY。
私がキモノに、キモノ沼に文字通り「ハマった」のは2000年頃の話。でも、それまでも決して嫌いではなく、むしろキモノを着たい着たいと思っていたので満を持してハマったのかもしれません。
↑こんな頃からキモノは好きだったらしい。
でもこの頃から着物を着させられているのは、母方の祖母の影響です。祖母は和裁の職人でした。だから、同じ年代の人たちよりは身近に着物があったのだと思います。
そして父方の祖母は、呉服屋の娘だったそうです。祖母が祖父の元に嫁いでから店は潰れてしまったようですが、その原因が「正絹だと騙されて人絹(人造絹糸。絹に似せた人工の繊維)をつかまされた」というものだったとのこと。私の曽祖父には悪いけど、このエピソードはかなりテンションが上がりました。そんなドラマチックなことが、自分の先祖に起きていたことだなんて!
でもこれは祖母が大人になってからの話なので、娘時代は大店のお嬢様育ちだったようです。
昨年末の祖母のお通夜の時に、祖母が大事にしていた写真類を見たのですが、息子(私の父)や、早くに亡くなった旦那(祖父)のものではなく、ほとんどが自分の若い頃の写真でした。(さすが自分大好きばあちゃん…)しかしこれがすごいクオリティ。ブロマイドのようでした。