ツーアウト満塁空振り三振

生活密着型ウェブダイアリ1.0

見知らぬ自分

昔から知ってるはずなのに、年月を重ねると「あれ?こんなところってあったっけ?」という部分が出てくる…たとえば古い友達とか、腐れ縁の男性とか、そういうものが私にもあってそれはほかならぬ自分の身体。特に、PMSだ。

PMSで悩む女性は多く、その面倒くささは理解されるところも多くあるのだけど、一言でこういう風になる!と言い切れないので、その都度対処を考えていかねばならないのが一番の苦痛かもしれない。ある事象が起きても、ああ、PMSですよねってなれば諦めがつくのか、解消出来たりやり過ごしたり出来るんだけど、今までにないことが出てくると「えっ?えっ?」とおろおろしているうちに処理出来ないまま人に迷惑をかけてしまうこともある。私の場合はその期間、ひとりターゲットが出来て、その人が何をやっても言ってもイライラするということが多かったので(ターゲットは大体職場の人で特に普段は嫌いでもない)、そういう時は口をつぐんでいることが多かった。口を開くとなぜ?というくらいに相手を責めたりすることがあったからだ(ただ、それに便乗して言いたいことを言った人も居るので使いよう)。若い頃は突然死にたくなったりしたものだけど、その時だって「あ~ホルモンのせいホルモンのせい、死ぬの痛いよ!」など自分で解消できたりしたのだ。

ところが最近は理由もなく涙が出るという現象があって(昔からなかったわけじゃないんだけど)、楽しくしていたのに突然悲しくなったりして突然泣き出すのである。前回は自宅で楽しくテレビを見ている途中だったので何とかなったけど、今回は人前でやってしまい、嫌な思いをさせてしまった。毎度出るわけでもないので油断してたのかもしれない。

私は健康体だし、精神的にもわりとバランスの良いほうだと思っている。だから自分にこういう不安定なところが出てくるとすごく不安になる。なかったことにしたい。文字ではあれこれ書いたりもするけれど、実際の生活で人に対してその不安定さをぶつけてしまうことを避けたいと思っている。なにしろいい大人がかっこ悪いし、相手に申し訳ない。私の対処法ひとつで無駄な時間をすごすことを避けることが出来るなら、そうしたいと思っている。だからその不安定さを人に見せてしまったことが恥ずかしいと思っている。その人の脳みそに記録されてしまった記憶のデータを削除しに頭の中に入って行きたい気持ちだ。(とても嫌がられそうだけど)

とりあえずの対処法は、危なそうなときはお酒を控えることだな…。あれ?対処法ってそれなのか…?

 というか、こういうところがひとと暮らしたいと思っていてもそれが怖くて、ひとり暮らしでいいやと思ってしまう理由のひとつ…。