ツーアウト満塁空振り三振

生活密着型ウェブダイアリ1.0

 回復気味

 昨夜某所でのチャット中の「ラキメンPVの後ろにあるのがモヤッとボール」「時代先取り!」という発言が今になってじわじわ来てる、どうも僕です。あれですか、チーム関東のカラオケでファンサがあるってのは私のことですか。ほんとスミマセンね。やるけど。残りのログ読みましたけどたいそう面白かったです。
 ここんとこヲタ遊びが過ぎて(24時間テレビ観賞やら国立やら音漏れやら朝までにのみや会やら)くたびれてたんでしょうな、上がって下がっての繰り返しで。この連休でよく寝てだいぶ回復しました。今日はうちのことをしようと思ったら天気が今ひとつで早速だらけていますが。
 このヲタ活動というのは大変に消費が早いものだなあと思います。次から次にいろんなものがでてくるから、入ってきたらダーーーーッと消費して、ハイ次!、みたいな気持ちで構えてないとどんどん溜まってしまう。特に今私が追っかけてるかたがたは日本で一番くらいに人気があるので、CMがたくさん流れたり、新番組がはじまったり、半年の間に映画を2本やる人がいたり、オリンピックのキャスターやる人がいたり、24時間テレビのパーソナリティやったり、夏ドラマの主演の人だったり、それが終わったらまた同じグループの人がドラマやるとかで露出が始まったりするわけで(←いまここ)。そのほかにシングルが3枚出てアルバムが1枚出て。ドームツアーがあって(そしてその7割くらいを見に行って←ここは自己責任)。アジアツアーもはじまる。今までマイペースで過ごしてきた私にとってはちょっと情報過多な毎日なのです。好きでやってるからそれはいいんですけど。ただそれだけものが多いと、ひとつひとつを咀嚼する時間が足りなくてそこが勿体無いなあと思うわけです。私10年以上前のアルバムを繰り返して繰り返した挙句、まだおいしくいただけるタイプなので、もうちょっとゆっくり味わわせてよ、と思わないでもない。とりあえず今はひたすら消費して、ちょっとだけ落ち着いたときに振り返ればまた違った味わいになるのかしら。そういう時期なんでしょうなあ。そしてそれはいつくるのか。
 さて、ひとりごと言う。

 ざっくりとした物言いになるけれど、やっぱり今の経済って消費する(させる)ことで回るんだよなあ。ちょっと前まで私は洗えるキモノのプランナー的お仕事をやらせてもらっていたんだけど(ええ、サボっていたのでめっきりお仕事こなくなりましたけど)、これもやっぱりものすごいスピードで売るって印象だった。キモノにはまったときに面白かったのが古着のキモノで。今はもうあんまり着ないけれど自分のおばあちゃん世代が若い頃に着ていたようなキモノを安く買って着まわして遊んでいたわけで、中にはそれを仕立て直したりもして、今のお洋服とは違った流通をするなあと面白かったんですな。洋服はシーズンごとに新作が出る。その流行を追っかけながら私たちは服を買うわけで。古着のキモノはそうではなくてもっとゆったりしてていいなあと思ったのでした。でも次に踏み込んだ洗えるキモノの世界は、キモノが扱いやすくてもっと今っぽくなったのはすごくよかったけど、洋服と同じように次から次へと新しいものが出て、テレビや雑誌で見かけると「あ、これどこどこの新作」なんて思ってしまうような世界。キモノもアパレルなんだなあと思ったのでした。と、思った瞬間ちょっと興味を失ってしまったのね。生産するより消費するほうが簡単だけど、消費にもキャパがあるし。すでに消費する対象が出来てしまっていたので、キモノのほうを断念したわけで。でも嫌いになったわけじゃない。今でもキモノはだいすきだ。キモノはモノをいわないから、自分のテンションやスタンスで付き合い方を決めることが出来る。今あるものをさらに厳選して自分に似合うもの、好きなものだけ置いておけばいい、そして気が向いたら着ればいい、そんなスタンスでたいそう楽になっている。アイドルさんのほうは私の意志なんか関係なく勝手に動くし、どんどん情報を発信してくるので惑わされる。考えるまもなく消費する。どこでこれをアウトプットすればいいのかなと思うことはあるけど(だからブログ書くのかも知れないけど)、キモノとは時間の流れが全然違うのだから仕方ない。そういう趣味に乗り換えたのは他ならぬ自分だし、そしてそれで今楽しいんだから全然いいんだけど。しかしペースが速すぎるな…。いつまでこういうの続くのかな…。(まぁ自分次第ですけど。)(で、いろんなもの失ってるとは思うんだけど、やめようとは全然思わないんですけど。)