ツーアウト満塁空振り三振

生活密着型ウェブダイアリ1.0

 お出かけ日和


 天気がいいと洗濯と布団干しに精を出したくなるのだが今日は出かけたくて仕方なかったので半日ふらふらした。まず豊洲まで出てららぽでランチ。桂花茶寮と言うお店だがお茶請けに出てきた梅の砂糖漬けが美味しくて思わず土産にしてしまった。読書などしつつ優雅にランチとお茶をしたがそこで時間を食っている暇もないので、読書を切り上げビックサイトで行われていたCOLOR SESSION 2007という「色」の業界の展示会へ。カラーコーディネーター検定色彩検定に興味があるのでちょっと色のお勉強をしようと思い出かけた。かなり地味な展示会だったが、流行色の変遷などの展示があってなかなか面白かった。個人的な興味で行ったのだけど、思いのほか会社の仕事のほうに生かせそうなのでわからないものだな。


 ゆりかもめで新橋まで出て、映画を見ようと右往左往する。まず映画にはいくつか候補があった。「サン・ジャックへの道」、「オール・ザ・キングスメン」、「クイーン」、それから「東京タワー」の4本。新橋についた時点で第一候補だった「サン・ジャックへの道」の開始時間になってしまったので、「オールザ〜」と「クイーン」にしぼっって日比谷界隈へ向かう。「オールザ〜」は次の時間まで1時間半あるので却下。次回の「クイーン」は完売とのこと。公開初日だからやむなしか、「東京タワー」も公開初日だしきっと混んでいるだろうからと諦めた。と、すると「クイーン」のその次の回を買うか、「オールザ〜」を待つか。いずれにせよ1時間半以上待つことに。それならばもう少し我慢して「サン・ジャックへの道」が見れるのではないか…。途中やっぱり「蟲師」にしようかな…とも悩むがここのところオダギリジョーづいているし、せっかく洋画を見る気持ちに成っているのだからと結局「サン・ジャックへの道」の上映まで時間をつぶすことに。


 伊東屋で便箋などを買ってしまったりしたが、大半の時間をまた読書に費やし、シネスイッチ銀座へ。この映画館は初めてでないはずなのだが、こんなイラつく映画館だったっけ?予告編が始まっても場内が暗くならないので人がわらわら移動していて「これから映画を見るぞ」というテンションになかなか持っていけない。場所柄か年配の人が多くてこの方々が結構好き勝手に振舞っていて「静かにしろ」と思ってまたイライラ…。体調のせいだと思いたい。


 映画「サン・ジャックへの道」をどうしてみる気になったんだろうと考えたら私はどうやら今旅に出たいらしい。ジャンルはぜんぜん違うけれど「水曜どうでしょう」に惹かれるのも大泉さんの魅力はあれど、知らぬ地で悪戦苦闘するさまを見て笑いながらちょっぴり羨ましかったりしているのかなあと。普段見慣れない風景の中で食べなれないものを食べたり過ごしやすいとは言えない夜を過ごしたり。そんなものにあこがれているのかなあと思う。その点ではこの映画は完全に私の旅行欲を満たしてくれたと思う。もちろん映画なのでストーリーがあるけれど、その感情の流れが旅先ならではの自然さがあったと思う。あいのり的要素のあるロードムービーではあるのだけど、この旅ならやむを得ないだろうなあ。そして最後はハッピーエンドで気持ちよく終わるのも好み。映画館のイライラを除けば満足この上ない2時間だった。


 有楽町でご飯を食べながらまた読書してきた。Meal MUJIは夜になるとお酒も出すことを知ってちょっと感激。ちなみに一日読んでいた本はこれ。

天使と悪魔 (下) (角川文庫)

天使と悪魔 (下) (角川文庫)


秘密結社とか陰謀論とか結局面白いのよ。