ツーアウト満塁空振り三振

生活密着型ウェブダイアリ1.0

 HiPPY CHRISTMAS


 どーもー、どーもどーもぉー。実はひとりライブは初体験でしたの蚕です、どーもぉー。先週末に突然思い立ち(というかまだチケットあるみたいですよとcurio*1さんに教えていただいて翌日ローソンに走った)、ノーナリーブスのクリスマスライブに行って来た。どうしてこんなに今年はノーナに熱いんだろう私。ちなみにこのライブで今年3度目のノーナだけど、1年に同じミュージシャンのライブに何度も足を運ぶなど今までになかった経験。何がそんなにさせるのか、ノーナ。しかし思い立ったのが急だったので誰も誘わずにひとりでふらりと行くことにした。しかしライブがはじまるあの、フロアで立ちすくんで待っている時間をもてあますのを嫌悪して、会社でダラダラ喋って時間をつぶしてしまった。クアトロについたのはまさに今始まった!という時間。当然だけどもう場所がなくて、ミニサイズの私はステージをきちんと見ることさえ出来ない場所に立たねばならなくなった。自業自得。背に腹は変えられないのだよ。


 しっかり2時間半のステージだったけど、時間が過ぎるのが早かった。ゴータ氏のメガネ&ネクタイに思いのほか「萌え★」と思ってしまった…私の好きなのはオッケンさんだよ…。そのオッケンもかなりのっていたのかな、弾きながらひょいと飛んでみたり。ちょうど私の後ろに陣取っていた女子二人組が黄色い声できゃあきゃあ言っていたものだからその瞬間はもう大変だった。でも私もきゃあと思ったけどね。ゴータ氏の伸びやかな声はやはりいろんなものを吹っ飛ばしてくれるくらいの気持ちよさを私に与えてくれたし、本当に行ってよかった。しかし喋るとなんであんなに面白いかね。多分ライブに行きたくてならないのはあの「若手芸人ですか?」的なトークの魅力にもとりつかれているんだろう。


 ライブの回数と同じだけ生で聞いている「LOVE TOGETHER」だが私はこの曲が好きだなあと思う。歌そのものももちろんだけど、あの指文字。ちょいベタな感じがノーナの魅力のひとつでもあるのではないかな。ゴータ氏も「ええこといわはる」って感じのことをひょいとおっしゃるし。もちろん様々なものを突き抜けたところで出てくる言葉なのだろうけど、なんというかな、そのへんがオトナで私は好き。で、例の指文字だけれど(Love, Love, Love Together BabyのところでL/O/V/Eと指で形作るところ)、あんなふうにみんな揃って出来ちゃうところがノーナファンの好きな部分でもある。ほんわかする。私はやんないけど。(何この上から目線。)(でも「いつまでもそこにスマイルがあるならぁ〜」と歌ったりはするけども…)


 アンコールで再びでてきたとき、ゴータ氏は赤と白の太いボーダーのセーターをお召しでこれがかわいい!ギャー!と倒れそうになった。そしてオッケン氏の「制服疲れるね、私服は楽だね、アンコールは放課後だから」という(内容の)コメントがくぅ〜!と思った。ゴータ氏と同じく「詩人!」と思った。キャ!しかも演った歌が「ラストクリスマス」。言うまでも泣く本家よりステキだよ…。


 次回アルバムからの新曲も2曲やってくれた。ノーナが変わってきている、という方向性が今回のこの2曲に現れているのなら、私がより好きな方向に変わってきてくれているということ。次回アルバム「DAYDREAM PARK」、楽しみだ。やはり全てのものは出会うべくタイミングで出会ったいるのだなあ。前回のライブで、10年間ノーナを見てきたファンの人たちに軽い嫉妬を覚えたけれど、私はノーナと出会う時期がまさに2006年だった、ということだ。これより前に出会っていてもライブに足繁く通うかどうかは謎。気がついたらもう年末だけれど、こんなステキなクリスマス、年末を過ごせたのはとても幸せなことだったと思う。行ってよかった。

*1:id:boxcurio