ツーアウト満塁空振り三振

生活密着型ウェブダイアリ1.0

 よるのひるね


 山田広野監督(いとしの片えくぼ)が阿佐ヶ谷のよるのひるねというブックカフェで「バサラ人間」上映会をやられるということで観にいった。(また追っかけた。)原作者の長尾みのる先生のトークショー(と言うか講演会)もあり、ありがたいお話を聞けて勉強になった。ボサ・ノヴァのことを表現するのに「よるのひるねのねごとのような」とおっしゃったのだが、その表現が胸にズギューンと来た。そのほか「ピンチのときがチャンス」などという思わずお仕事頑張ろうと思えちゃうような(私にとっての)励ましワードも。


 山田版活弁映画「バサラ人間」は、原作を読むとやはり広野色が強い。実は席が悪くて、活弁する監督に隠れて映像はあまりよく見えなかったのだが、トリウッドで先日見ているのでまぁいいとする。帰り際お話も出来たし満足。バサラ人間に合わせてグリーン×赤×黄というクリスマスカラーのキモノコーディネートでいったのだが、半衿つける時間がなかったので中にタートルイン×ブーツ。それに気づいてくださった監督に「暖かそうですね」と言って頂き、調子に乗って「今日はブーツで雪仕様です」などと聞かれてもいないことをしゃべり、「ああ、女学生みたいですね」とまで言わせてしまった…。会話を反芻する恋する私。恋なのかこれは。


 帰りは葉月と、このイベントに声をかけてくれたキヨパラ君とことさんと4人で軽く飲んだ。モツ煮やら焼きトンやら食べて2000円弱と言う素敵価格。