ツーアウト満塁空振り三振

生活密着型ウェブダイアリ1.0

嵐が「閉じた」あと

不真面目な二宮担による現状のお気持ち表明。

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2019年1月27日、嵐が2020年12月31日をもって活動休止する旨を発表した。私があれこれ説明するまでもないが、嵐は嵐を「閉じる」ための準備に2年かけた。そして先日本当に2020年12月31日がやってきて、嵐は活動休止に入った。

私はわりと不真面目な嵐ヲタだ。まあ言うならば嵐大好きおばさんくらいのほうがいいかもしれない。嵐ヲタになった当初(14年前…!)は嵐への没頭ぶりが凄かった。でもある時私にその生活は無理だなと感じて、地に足をつけた形のヲタになろうと方向転換したんですね。嵐に引っ張られるだけではなく、手の届く範囲の嵐を生活に取り入れると言うスタンスに。それは側から見たら不真面目な嵐ヲタに見えるだろうな。

まあ、そんな不真面目な嵐ヲタである嵐大好きおばさんでも、この2年間は上がって下がってを繰り返しながら嵐から様々な宝物をもらってきた。そして私なりに休止までの嵐との日々を過ごしてきた。

休止までの21年間を振り返り、新曲も過去作も振り返って掘りまくり、嵐漬けになりながらラストライブを迎える。それもいいと思う。でもそれにはとても精神力が伴う。私には出来なかった。だから私が心がけたのは、「日々普通に過ごす」こと。嵐からの供給はこの2年間膨大なものになった。それを手を伸ばせる範囲だけ掴み、過剰に振り返らない。あとは他の興味あることへの時間も割くこと。嵐オンリーにしないこと…。今までのヲタ活から、完璧に嵐漬けになることは私には難しいし、なにより嵐が閉じた後の揺れ戻しが怖かった。いわば嵐を薄めておきたかった。2021年がきて、すべて失ってしまった…みたいな感覚になりたくなかった。図らずも二宮さんが似たようなことを言っていたのが面白い(Netflixの「ARASHI's Diary Voyage」で、燃え尽き症候群みたいになったら次に進めなくなっちゃうからそう言うふうにはなりたくないと言う話)

活休発表後、20周年を迎えるアニーバーサリーツアー「5×20」の2019年9月の公演で、二宮さんが「嵐はお休みに入るけど、みんなにはみんなの人生がある。気持ちよく歩んでね」と話したとライブレポで読んだ。私の印象だけど、活休「後」のことをわりと早いうちから言及していたのは二宮さんだけだと思う。仕事(嵐にとっては文字通り仕事、ヲタクにとってはヲタ活)より広い視野で語ってくれていた印象。彼はこの2ヶ月後に結婚を発表するのだけど(そしてその時期とやり方に憤慨したり落ち込んだり上がって下がってを繰り返したのだけど)彼のある種の誠実さの表れなのだと思ってる。

とにかく私はこの言葉を噛み締め、嵐ロスにならないように努めたように思う。予定外にバンド沼にハマり始めたのはその反動なのかな?いやたまたまかな。推しは向こうからやってくるものなのです(真顔)

ロスにならないよう…とか言ったけど、ロスになるかどうかなんて全然わからない。まだ嵐がお休みしてるなんて実感がないから。でも、嵐はお休み後もファンが楽しめるだけのコンテンツをたくさん残してくれた。活休前なんてベストしかでないと思ってたら新作が出たし、過去の音楽はサブスク配信してくれたし、5×20ツアーは円盤も出たし、アラフェスもこれから出るし、先日のラストライブもおそらくそのうち形になるだろう。なによりそれらの体験がある。思い出がある。それに追いかけはしたけどまだ咀嚼できてないものもたくさんある(先のネトフリとか)。嵐と過ごした時間という宝物を大事に振り返っていくだけでもかなりの時間を要してしまう。もしかしたら振り返り終わる前に活動再開しちゃうかもしれない…というのは楽観的すぎるか。

でも私の場合は2年間くらいならこの手に残してくれた宝物だけで過ごせてしまう。幸いなことに自担である二宮さんはソロで活動を続けるわけで、バラエティは毎週あるし、ドラマとか映画とかもそのうち出てくるだろう。前を見るきっかけはある。なかなか見られなくなっちゃうメンバーもいるから寂しいし、二宮ソロだって決して嵐ではないから、たびたび休止してると言う事実にぶつかるだろう。それでも、嵐が2年間にくれたものを私は大切にしていきたい。振り返ってベソベソしてるばかりでは、2年かけて休止の準備をしてくれた嵐さんの本意ではないだろうし、宝物をしっかり抱えつつ自分の人生を生きるんだ。嵐が人生のすべてではない。そこを勘違いしないようにしていたい。「みんなにはみんなの人生がある」一見、アイドルとしては冷たい言葉かもしれないけど、ものすごく正しいし、これを言えるなんてとても誠実だ。たびたび思い出したし(実際聞いたわけじゃないけど)これからも噛み締めていくんだろな。

という正月の所信表明。

写真日記(12/25〜31)

今年のインスタベストナインだそうです。

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  • 自粛期間中キモノ着られないのでむかーしの写真を引っ張り出してきたやつ
  • 正月、盛岡の高松の池で撮った白鳥。
  • アラフェス
  • オットの誕生日にカロリー度外視で作ったチーズハンバーグ
  • 雨上がりの高尾山麓
  • この麺美味しいんですよ
  • 夏にキモノ着て出かけた時ですね
  • 浜松旅行!さわやかのハンバーグ
  • 嵐友達といったタコス

 

カウントダウンが限りなくゼロに近づいていく週でした。

 

12月25日(金) 嵐ラストのMステ

Mステスーパーライブ。キャーキャー言っちゃうようなラブソングメドレーでした。キュンキュンなラブソングはもういいかな、と思っていたのは、あらしがちゃんとそのキュンキュンパーツを埋めてくれていたからなのでした。嵐はお休みするけど、歌はいつもそばにある。

 

12月26日(土) クリスマス会

お友達宅で少し遅いクリスマス会。こちらからはワインと、パンとケーキの差し入れ。その他のものはたくさん作ってご馳走してもらいました。

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打首のパーカー着てた。junkoアマビエ、疫病退散してくれないかなー。

 

12月27日(日) アシュラシンドロームライブ

感想メモ載せたとおり。

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夜はお惣菜の中華。2部は配信で見る。オットはその間にサウナ。それぞれの夜ですね。

 

12月28日(月) Are You Happy?

仕事納め。異素材デザインのニットに付けていたのは嵐のコンサートグッズの缶バッジ。

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ハッピー?来年はハッピーでありたい。

 

12月29日(火) 小掃除

普段あんまりやれない洗面所の掃除と服の断捨離大きなゴミ袋3袋だした。

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遅い昼は近所に新しくできたオシャレなバインミークラフトビールのお店で。また来たい。午後はキッチンの見えるところの掃除の続きをして、根本的な片付けにはなってないのだけど清潔感は出たような気がします。

 

12月30日(水) 忘年会

近所の友達(一名)を招いて肉を焼く。少々飲み過ぎました。

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買ってきてくれたマーロウのプリンが激ウマだった。

 

12月31日(木) 感謝カンゲキ雨嵐

嵐が閉じてしまった。でも閉じる前にたくさんのものをくれたので、宝石みたいなそれらを大事に愛でながら再会を願おうと思います。嵐の5人に幸あれ。

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しかし体調を崩して全力参戦出来なかった…。2年間の総まとめの日にそれってのはちょっと凹んだ。

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日付変わる前に年越し蕎麦をいただき、ジャニーズカウントダウン見ながら、年越しジャンプしました。例年通り。

 

2020年はとんでもない年になってしまったし、2021年もまだまだ大変そうだけど、健やかで楽しみには全力投球しながら過ごせればいいかな。今年もよろしくお願いします。

初めてのアシュラシンドローム感想メモ(Re:ENCOUNTER 2020/12/27 1部)

12月27日、今年配信では何度か見ていたけど、行きたかったアシュラシンドロームのリアルライブに行くことが出来ましたので記録。ドラムのカズマさんのラストライブで、現在の体制での見納めに間に合いました。ライブでは楽しみ優先になってしまい絶望的に記憶力が低下するのでセトリがあいまいです。感想も未来の私(=一番の読者)が読み返して楽しくなる以外の目的で書いてないので、ご了承ください。セトリはうろ覚えです。セトリはうろ覚えです!(大切なことなので2回…)あとエモさ皆無です。語彙が足りずすみません!

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■セットリスト1部

MCの位置も曖昧です。最初と最後のパートはたぶん合ってる。

・はじまりの唄
・ALIVE
絶対彼氏以上
 (MC)
・男が女を唄う時
・Somebody Somebody
 
<以下、曖昧>
・ロールプレイング現実
・Mr.Paradice
・知らない曲(ヘドバンしました)
・Baby DeadStar(もっと終盤だったかもしれない)
 <曖昧ここまで>
 
・God of Fire(炎)
・Blizzard(吹雪)
 (鼻かみMC)
・ジャパニーズマン
 (MC)
・山の男は夢を見た
 
<この辺も曖昧>
・D×S×T×M
・Final Fight
・Wiskey Coke Brandy Strike!! 
・月はメランコリックに揺れ
<この辺まで曖昧>
 
 (MC)
・ENCOUNTER
・Darling Darling
・Over the Sun
 
曖昧なメモ
  • 入場前に検温。もぎりのときに半券とともに住所名前を記載した問診票を提出。チケットはアシュラのグッズサイト(BASE)で買ってるので、トレーサビリティがあり、こうやって対応するのね~と納得。
  • なにげなく位置取りしたら3列目でなんかステージ近い!!
  • アイトくん、今年のお衣装のストライプのシャツでした。(2部は黒シャツでしたね)
  • Blizzardの途中でアイトくんが泣いてしまって(JPの書いた歌だからですね…)ちょっと胸に詰まるものがある。親を亡くすと涙もろくなるものですよね…。(ここで泣けるほど月日を共にしてないので頑張れーと念を送る)
  • 次の曲「ジャパニーズマン」のベースのイントロが始まったけど泣いたので曲は一旦停止。NAGAさんが、(涙を)仕込んだ場所が違う、ここじゃない、19曲目くらいじゃなかったかとアイトくんをいじる。
  • アイトくん、鼻が止まらなくて「誰かちり紙持ってない?」→鼻をかむ バンドマンが鼻かむところってよく見られるもの?
  • アイトくん久しぶりの有観客ライブなので「照れくさい」を連発。
  • Baby DeadStarは2部はやってないし記憶があいまいだけどやった気がする。
  • ロールプレイング現実が聞けてマジで!嬉しかった!だいすき!R!P!G!
  • NAGAさんに「アダムのアシュラ初めてですって人いますか」と聞かれて恥ずかしかったのですがちゃんと挙手しましたよ!配信やることでそういう初めてのお客さんが増えて欲しかった(意)とのことで、ちゃんと伝わってますよ、ちゃんと来ましたよ、とお伝えしたい。
  • しかしこちらジャニヲタなのでAdmクラスの近さに不慣れなため、ちょいちょい「近い…」とぼーっとアイトくんばっかり見てしまう(ごめんなさい)
  • 実物のアイトくんは、かわいいことがわかった。かわいい(断言)。tweetとか10獄放送局とかでたまにかわいくないなと思ったりもするけど、実物めっかわ。(すみません)
  • カズマさん、錦戸に似てると言われていて、カッコいいけど(元)ジャニ舐めんな?と思ってたんだけど、ちょっと似てると思った、かっこよかったです。てかプレイがめっちゃパワフルで男前でちょっとセクシーだった。最後に見られて良かったよ…。
  • 山の男の前のあおり、「今年、登りたい山がありました。来年高い山に登ろうと思います。いただき見えますかー!」(意)がかっこよかった。語彙がそろそろヤバい。
  • 山の男はエクササイズとして毎日踊ろう(筋肉痛になった)
  • どこかのMCでNAGAさん「今年はアパレル、食品でお送りしましたいかがでしたか!(意)」お疲れ様でした、買いました。
  • ダーリンダーリン、(おそらく普段は)アイトくんに向かって手を伸ばすところ、アイトくんも含め皆でカズマさんに手を伸ばしたのがちょうエモエモのエモだった(語彙がいよいよ)
  • 2部もだけど、このときなぜかナオキさんにベースのヘッドを食わされるカズマさん。
  • 最後カズマさんがあいさつして、ENCOUNTERの流れる中ハケていく…と思ったらちょっと戻ってきたアイトくんがマイクでひとこと「ありがとね」こちらこそです。 

(思い出したら追記していきます)

ってここまで書いたけど、なんかすべて幻のような気持ちになってきた…私アシュラ見たんだなあ…。

 

■セットリスト2部 (配信)
 
・はじまりの唄
・ALIVE
絶対彼氏以上
 (MC)
・男が女を唄う時
・Somebody Somebody
・D×S×T×M
・Final Fight
・Wiskey Coke Brandy Strike!!
中野新橋ラプソディー
 (MC)
・Starlight Blues
・旅人の行方
・運命の少女
・ジャパニーズマン
 (MC&換気タイム)
・山の男は夢を見た
・月はメランコリックに揺れ
・ENCONTER
・Darling Darling
・Over the Sun

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アンコールもなく、2部の入れ替えもあり、あまり長居出来ないようだったのでドリンクは缶ビールにして持って帰ってきました。Admのドリンクチケット使うタイミングがなかったな…。

今回のライブは紙のメモリアルチケット。カズマさんのラストライブだからってこともあるんですが、好きなバンドやグループを推して得られるものって体験だと思うんですよね。紙チケットはその体験の思い出の品になるからうれしい。配信ライブも楽しいですが、手に残るものがないのが少し寂しい。コロナ禍で「もの」のリスクが発生してしまって余計に貴重なものになってしまったな。だからというわけでもないけど、このメモリアルチケットは大事にしたいと思います。バンド沼にはまった私のひとつの足跡ですよ。

『2020』私が2020年に聴いた打首獄門同好会

COUNTDOWN JAPANが中止になってしまい、ワンマンツアーもチケットを取れなかった私は、今年もう打首さんを見られない…。悲しみが深すぎるので、11月に出たアルバム『2020』の細かい感想を書くことでこの無念を成仏させることにしました。しかし残念ながら私の耳は節穴で(耳?節穴?)音楽的なことはあんまり書けないのでレビューでもありません。「2020」の曲順になぞらえた、私の思い出話とお気持ち表明です。
 
よろしくどうぞ。
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新型コロナウィルスが憎い

2月の無観客生配信ライブのオープニングで2020年を象徴するような1曲。原曲は大澤会長の宅録の作品で、アルバムには打首獄門同好会版として収録されています。内容はタイトルのままだけど、2月のオリジナルにはない「この音は止めてなるものか」がキーフレーズになっています。歌の通り、打首獄門同好会はライブを抑制されたこの年にも音を止めることはなかった。無観客配信に始まり、自粛期間中は1分ソングクリエイターとして録ってだしの1分ソングをtwitterで公開し、夏にはVRライブハウスで毎週新作をドロップ、新MVを3作公開、そしてこのアルバム。「この音は止めてなるものか」、このフレーズがただの歌詞に終始することはなく、彼らがこの気概で音を鳴らし続けたことは明白。その音がどんなに人を救ったか。私はどんなに救われたか!配信で最初に観たときは「こんな歌作ってきた~!」と笑ったけれど、まさかそれがこんなに心の支えになろうとは。様々な場面でこのタイトルが頭をよぎったし、実際に何度も口ずさんだし、今なお、このタイトルを口にしています。
 

 

筋肉マイフレンド

「新型コロナ~」のアウトロに重なる会長の語り、「平和な世の中に突如現れた憎きあいつ(中略)たしかに逆境に抗い、戦い抜くものたちの姿もあった。彼らの行く末にどんな未来が待ち受けているのか、まだ誰も知らない、それは2020年のことであったあああああ!」(千葉繁テイスト)に連なって、ベースとバスドラのリズムが始まりギターのピロリロピロリロ(ギターのテクニック分からん)が重なっていくと、アルバムに先立ってMVが公開されていたあの歌だとすぐにわかる。初見は2020年1月に行われたワンマンツアー初日。「筋肉マイフレンド」はそこで初披露の新曲だった。私にとっては初めての打首ワンマン、初めての新木場スタジオコースト。イントロが流れたとき、新曲だと気が付いたときの心の震えは忘れられない。そして発表されていなかったタイトルも「筋肉マイフレンド」だと、なぜか歌を聞いただけですぐに分かったし、スクワットも爆笑しながらもすんなり受け入れられて、私も適応力の高い打首ファンになってきているんだなあとしみじみ思ったライブの記憶。
2020年と筋肉マイフレンドと言えば、NHKの所業を忘れないでおきたい。アルバムプロモーションで「シブヤノオト」に出演したときのこと。NHKの人気番組「筋肉体操」とのコラボだったのだが、演奏シーンがほとんど映らず、音楽番組だというのにテレビの画面に映し出されているのは筋肉体操の演者で、打首の演奏はまるでBGMのように扱われていたこと。コラボはいい、でも音楽番組なのにアーティストへのリスペクトを感じられない演出には怒りを覚えた。いやいやNHKって、やつらそういうとこあるよ!紅白とかそうじゃん!とはいえ今年なかなかライブで見られない打首さんの貴重な生出演なのに何してくれてんねん。その後フジテレビの「LOVE MUSIC」に出演したときはスタジオトークからライブまで良かったので大変満足です。だからといってシブヤノオト、あなたたちのしたことは忘れない。
 

サクガサク

アニメ制作会社のWIT STUDIOとコラボしてアニメーター応援ソングを作るという発表があったのは2019年のクリスマス。私はイベントにはいかず配信で見ていた。それまでもコラボと称される楽曲はあるのだが、CMに使われるようなものから「コラボ…なの…?」というものもあったので、これは今まで以上に大きなプロジェクトなのでは!私は打首獄門同好会の歴史のエポックメイキングな出来事に立ち会っているのではないか!と思ったのを記憶している。(その後もちょくちょく思い続けるのだが。)
満を持して(新型コロナの影響があってだけど)公開されたそのMVは初見で衝撃を受けた。「すげえ本気のやつじゃん!!!」そこに携わる人たちの仕事ぶりに目を見張ったし、いちアニメファンとしても、打首のアニソンだと思うと胸と目頭が熱くなる…いや大袈裟でなく。そしてアルバムに収録されて音だけで聞くようになってようやく音の細部を聴くことが出来たのだった。MVはそれだけアニメと音楽の塊のような情報量に対応しきれていなかったのだ。耳だけで受け取れるようになって、この歌ではあす香さんの功績が大きすぎる!と改めて思った。会長の低音に、オクターブ上を歌う伸びのある美声が重なることで出る広がり…!中盤の掛け合いなんて最高。(会長のちょっとハスキーな歌声もゾクゾクしますよね…)英語の発音はjunko先生仕込みとのことで、それっぽいのが逆にちょっと面白くて好き。
アニソンつながりで言うと、同時期に実際にアニメの主題歌を歌っていた「それだけがネック」が収録されていなかったのは残念。聞きたかった。でも「2020」とはちょっと違うのはわかる。どこかで音源化お願いします。
 

ああ無性

今回のアルバム唯一の未発表曲。これ以外は原曲などが既に公開されていたので、これだけが初聴きでした。
打首を聞き始めてまだ日が浅いけれど、振り返って過去作を聞きまくってきた1年と少しの期間、こんなにコーラスに着目(目?)して聞いたアルバムはないと思う。もちろん、メインボーカル男性、サブ女性2人という珍しい編成なりの声のバリエーションの楽しみ方はあったけど、3人のハーモニーについて考えたことあったか?「ヒゲマラソン部」くらいじゃないだろか。しかしこのアルバムでは耳を澄ましてしまうんだな。とくにこの「ああ無性」では。具体的には2コーラス目、2回目の「無性に辛いものが食べた〜い」の1フレーズ。メインjunkoさん、他の2人が上ハモ、しかも不協和音的な響きが気持ち悪いのに癖になる。そこのワンフレーズのためにこの曲を楽しみに聴いていると言ってもいいくらい。いやいやそれだけじゃないけども!ほんと細かいとこも打首っぽいひっかかりがあって(「なんらかのパフェ」とか「我慢の限界カミングスーン」とか汎用性高い)、10獄放送局をみるようなコアなファンならわかる要素が盛り込まれていて、音楽的にはもちろんだけど歌詞でも期待していた以上に楽しめている。
前から思ってたけどかいちょ、甘いものわりとお好きだよね?10獄放送局のjunko cookingでバンホーテンのココア飲んでるのとか、プリンの歌があったり、何年か前のどこかのフェスでクリスマスケーキ食べてる画像が回ってたりするの見て、何となくそう思ってましたけど。見た目のとのギャップ、いいと思います…!(見た目だけだと一升瓶とか似合うのに)
 
1曲に600~800文字くらい書いているので、ここからちょっと抑え気味にしますね。
 

牛乳推奨月間

原曲は1分ソングクリエイターさん。学校給食がなくて牛乳が余ってしまう困った!という、そんなときに発表された歌。junkoさんが蘇をつくりまくった頃、会長がデロンギエスプレッソマシンで「引くほど」カフェラテを飲み始めたころです。最初聞いた時から打首っぽくて楽しいじゃんと思っていたので、VRライブハウスのタンパク質パックに入っていたときはガッツポーズ。twitter上の1分ソングから打首ライブの1曲に繰り上がったという歴史に立ち会えたといううれしさもありました。いわゆるラブソング皆無の打首さんなので、「あちらの女性にカルアミルクを!」というフレーズだけで、男女の出会いの要素!と興奮してしまう私はちょっと落ち着いたほうがいい。中学生か。

 
あと、かいちょのエスプレッソマシン多分これ
 

足の筋肉の衰えヤバイ

こちらも原曲は1分ソングクリエイターさん。ほとんどそのままアルバムに入っていたのでウケた。ただこの歌はやはり動画付きで見たい。会長の例のイラスト(たまにあれしかもう会長に見えない時がある)のアニメーションと、なぜか飛ぶ獄ねこ、某ヤバTの皆さんなど動画の見どころが多いのです。聞いているときはもちろん脳内再生されているんだけど、やっぱり視覚情報が欲しいなぁと寂しくなってしまう。『MUSICA』のインタビューで鹿野淳さんにこの歌の「貧弱、貧弱ゥ~!ワオ!」の部分は志村けんさんオマージュですかと聞かれ、あれはジョジョの奇妙な冒険DIOというキャラクターが…と説明をしてるんだけど、元ネタの説明をまじめにしている会長を思い浮かべたら可笑しかったです。元ネタの説明って厳しいはずw。

 

ニンニクは正義

こちらも原曲が1分ソングクリエイターさん。twitterで見た/聴いたときから、なんとメタルじゃんか!かっこいいのでは…!と思っていたのでアルバム収録で喜んだ1曲。早弾きもあって聴き所は多いと思うんだけどやはり歌詞。「ニンニク入れ放題 IN OR DIE」とか「ニンニクは正義すなわちJUSTICE」などのパワーフレーズはもちろんなんだけど、展開がとても面白いのだ。人に会えない=ニンニクを食べるチャンスというのがこの歌のベースにあって、サビの歌詞が徐々に変化していくのがポイント。「明日は誰にも会えないから ニンニク入れますか」→「明日のことはわからないけど ニンニク入れますか」→「明日は誰にも会わなきゃいい ニンニク入れますよ」と変化していくところがじわじわ来た。入れますよウ!って感じにシャウトにになるのがほんと最高です。

 

明日の計画

緊急事態宣言解除のタイミングで発表された曲。MVは自分ツッコミくま(ナガノ)のくまとパグのアニメーションでかわいいのだけど、曲の終盤盛り上がり前にくまとパグがハイタッチするところで私ちょっと泣いちゃう。今までなら何でもない明日の計画が、特別なものになっちゃった2020年、心に染み入る歌でした…が、正直、いつ録ってたの?…と思ってたらアルバムプロモーション時の激ロックのインタビューで種明かしがあって、緊急事態宣言の前に収録済みだったという話がありました。MVの歌については、会長の声なだけのは歌が宅録だからで、納得。
大澤:これは緊急事態宣言の解除とともに発表したんですけど、作ったのは緊急事態宣言前で3月のうちに作っていたんです。緊急事態宣言に入るギリギリのタイミングでレコーディングを終えてというか、楽器録りとコーラスまで終えたんです。歌録りをするとなって緊急事態宣言に入ってしまったので、だから男声しかないんです。大澤が自宅で録ったヴォーカル・パートしかないんですよね。

gekirock.com

明日何食べよう、明日どこに行こうってワクワクできる世の中は、再び来るんだろうか。2020年の終わりにまだそれが見えないのがしんどい。しんどいけど、そういうしんどい気持ちをこの歌が支えてくれていてありがたい。打首さんの歌の本質にはやさしさがあると思っていて、それが他のバンドやユニットの面白歌詞・着眼点にちょっと他者をdisる要素が入っているのがウケているところとは違うと思っていて(ええ、贔屓目ですけどね、そんなに他を知らないですけどね、恋は盲目なんですよ)やさしさに全振りしたらこの歌みたいになるのかなと。やさしさ要素を力強さに振ったら「新型コロナウイルスが憎い」の、「この音は止めてなるものか」につながるのかもしれない。『2020』も打首さんのやさしさが詰まったアルバムなのだなあ。
 
打首さんはやさしいと何度も書いているな、私ブレない。
 
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ライブに行きたかった悔しい気持ちが消化されたかどうかはわからないけど、ちょっと気が済みました。(どこかで「俺たちの敦史」って使いたかったけどそれはまた今度)なんとかダークサイドに落ちずに年を越せそうです。お読みいただきありがとうございました。多分これが最後の投稿になると思うので(なるかな?)とりあえず挨拶だけ先にしておきますね。
 
みなさま良いお年を。

写真日記(12/18〜24)

ストレスが身体に出るお年頃。命の母に救われております。

 

12月18日(金) 推しの本

推しの本が出た。推し爪。眺めてるだけで幸せ。

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楽しみのある週末はとてもよい。

 

12月19日(土) たまには失敗

最近トライアルを使い始めた美白スキンケア、ちょっと強くてピリピリしてしまったので一時中断。

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いつも使ってるものに戻したら安定してきました…。

 

12月20日(日) 鍵盤が来た

亡くなった叔母が使っていたカシオのキーボード、使わないのでと叔父から引き取った。

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ピアノやってたの高校生までなのでブランクざっと30年…!!指動くんだろか。まずは嵐の「ふるさと」から練習します。

 

12月21日(月) 新型コロナウイルスが憎い

年末予定してたカウントダウンジャパンが中止になってしまった。

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ハイッ!

 

12月22日(火) 浮かれてみる

今週のブローチはずっとこれ。特に何もしないけど浮かれてみる。

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私はこういうイベントにいちいち乗っかるのが面倒くさいタイプ。嫌いなわけじゃないんだけど。オットも積極的ではないのでその辺りは楽。

 

12月23日(水) 居酒屋メニュー

オットがオンライン忘年会だとのことで、おつまみになる晩ご飯を提出。クロムツのムニエル、キムチ納豆チーズ巾着、ネギチャーシュー、プチトマトとアボカドのオリーブ和え、唐揚げ(買ってきたもの)。

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楽しそうでした。

 

12月24日(木) 相葉雅紀さん38歳おめでとうございます

 相葉さんが38!!!そりゃ私も年取りますよね。VS嵐が最終回。13年だって。長い間楽しませてくれてありがとうございました。ちょっと泣いた。

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暦の上ではクリスマスイブですが、日にち感が伴わない2020年。日々寒くなっているから季節感だけは感じているものの、各種イベントがなくなり正月もステイホームみたいだから仕方ないのかも。引きこもりは得意だが、いい加減にしてほしい、新型コロナ。

 

今年最後の写真日記ですね。投稿自体は来週…する、かな?

2020年の9品(QOL向上アイテム編)

ストレスフルな2020年のQOLを向上させてくれた9アイテムをピックアップします。これらのおかげですこし快適に過ごせましたよ。ありがたい品々。
 
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●泉銀月一魚祭
浦安の老舗魚屋さん「泉銀」(フィッシュロックバンド漁港の森田釣竿船長のお店)の定期便。4月に3000円のコースを始めてそれから毎月1回お魚フェスを開催しています。定期便はお任せなので、何が来るかわからない楽しみもあり、毎月3000円で何かお魚買えばいいじゃんというのとは違う。ステイホームの楽しみのひとつでした。いつも手書きのメッセージ(達筆!)で、時候の挨拶の他オススメの食べ方などが書いてあり、これもうれしかった。
 
●ピヤホン(無線&有線)
今まで聞こえなかった音まで聴こえると評判のピヤホン(AVIOT)、初期不良交換待ちが1ヶ月かかったりもしたけれど、私のようなボーカルが複数いるグループ・バンドの音楽を聴く人にはぴったりでした。無線はギターの音がすごく良くて満足。実は有線(Hi-Unite)のほうがコスパもよく優秀で、有線ピヤホン2はマイク付きになるとのことでこれもまた買う気満々であります。2000円以内でこのクオリティはちょっとおかしい(褒めてる)。
 
●ダイソン掃除機
給付金が出たので家のものを何か買い替えたくて奮発。結婚前にオットにプレゼントしたエレクトロラックスをずっと使っていたのだけど吸引力に難ありだったので、ダイソンの実力に驚いています。初めて使ったときは「こんなに…吸う…!?」とオットとともに言葉を失った…!今まで何してたんだエレクトロラックス。これで掃除好きに…なったわけじゃないけど、買ってよかったダイソン。
 
燕三条製の鉄製ホットサンドメーカー。キャンプに持っていきたいので鉄製で直火で出来るものを探しており、ちょうどよくみつけたもの。残念ながらキャンプには持っていけてないのですが、休日の朝食や平日のお弁当用に重宝しています。お気に入りは、青ばん+岩下の新生姜スライス+ベーコン+チーズという打首ファンっぽいアレンジ。もっといろいろ活用したい。
 
●配信ライブ
今年の前半、手にしていたチケットがすべてただの紙になるという私にとっての緊急事態が続きました。2/29の打首ワンマンに始まり、ベッドインや新感線、アイリフドーパ、メトロック…。しかし2/29の打首が開催した無観客配信ライブを皮切り(これは個人的にではなくおそらく世の中的にもそうだ)に、オンラインライブが当たり前になった年でした。見てみたかったバンドの配信ライブをサクッと買ってサクッとみられるのはとてもよかった。そして、活動休止前の嵐はアラフェスもラストライブもオンラインとなり、誰もが平等に、みんなが見られる環境になったというのは今年得たもののひとつであると思います(コロナ関係なく配信ライブって案はあったようだけど)。そして私はこのいくつかの配信ライブやオンラインフェスに大変救われたのでした。
 
●ApplePencil&iPad2
秋にiPadを新しくして、それに合わせてApplePencilを購入。前々からやりたかったお絵描きの練習と称したイラスト日記(超不定期)を開始。落書き程度だけどお絵かき日記が描けるのはうれしい。もう少し上手になりたいですがそれには腰を据えて練習が必要かなと思っています。
Apple Pencil (第1世代)

Apple Pencil (第1世代)

  • 発売日: 2015/10/14
  • メディア: Personal Computers
 

 

●propoメガネ
誕生日プレゼントとしてオットに買ってもらったメガネ。今までJINSやらZoffでしか買ってなかったので、自分に似合うデザインや色みが微妙なラインで選べてとてもうれしかったです。Zoffでも買ったし気に入ってはいるけど、私への似合い具合が全然違う…。一瞬ありきたりに見えるんだけどちょっとした部分なんだなと感心している。神は細部に宿る。5年単位で大事にします。
 
●NintendoSwichLite(あつ森)
緊急事態宣言前後の外出できない頃、ステイホームを乗り切れたのはあつ森のおかげといっても過言ではありません。気持ちとしては本当に遠くの島でキャンプしているような感じでした。あつ森で時間を溶かせたのが本当に良かった。ストレスになるようなことに真正面に向かい合う暇をつくらなかったというところが一番大きい。自分の世界、だいじ。

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●バンドT&パーカー
バンド沼にハマるとTシャツとパーカーが増えますね…いやだって限定だった言うから。しかも嵐さんもTシャツとパーカー出してくるし…。特にバンドのほうですが、今年の上半期は予定していたライブが中止になったりして、なんとなくライブに支払うつもりだったものをTシャツに変えていたようなところもあります。買えばバンドの救済になるとも思っていたので…。でも下半期になって打首さんが「本来、音楽でみんなを助ける立場なのに、ライブが出来ないからただ助けてって言うのは嫌だった」というインタビューを読んでから、考えは変わった。欲しいから買うのです。そのバンドやグループが好きで、そのファンだから名前を背負いたいのです。そんな気持ちに替わりました。写真は最もよく着たアシュラシンドローム、ロールプレイング現実のTシャツ。バンドTで仕事できる環境(特に服装について何も言われない)もありがたい。
 
このコロナ禍をやり切るために、買ってよかったものでした。
 

写真日記もしくは絵日記(12/11〜12/17)

2週間後は来年とか嘘だろ。

 

12月11日(金) 感情の忙しい日

仕事中はイライラ、先輩同僚が最終出社日でかなしみ、打首さんツアー延長で大喜び、嵐のMステ見て胸がいっぱい。

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尊い

 

12月12日(土) じゃじゃ麺

東銀座の銀河プラザ(岩手名産館)へ。

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夜は早速じゃじゃ麺

 

12月13日(日) せり鍋

せり3把つかって贅沢せり鍋。

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鴨じゃなくて鳥モモ肉ってとこが日常。

 

12月14日(月) 今年の漢字

私を救うのはいつだって音楽だ。

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世間的には「密」らしい。

 

12月15日(火) 酒の肴

マジで時間溶けるから危険な本!(地図です)

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あーー!明後日この辺り行きたかったな!!

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ZeppHaneda、打首さんのワンマンライブです。チケット、リセールの抽選もダメだった。しくしく。

 

12月16日(水) ザイールを背負っていくから

水どう、大泉さんのホラ話マンガの2巻目。なんでこんなことやろうと思ったんだ。

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水どうチーム4人の対談が載ってて笑い疲れ。

仕事はー、賞与のフィードバック面談があってまあ予想通りの話と今後の展望みたいな話がいい感じに進むかもしれない…?って感じで悪くなかった。賞与の金額は良くない。出るだけマシって感じ。

 

12月17日(木) 有給

お給料をもらいつつ午後サボった!仕事したくなかったから!(=有給休暇)自然の中に身を置きたい、普段食べないもの食べたい、コスメを見たい、布を買いたいと言うバラバラの欲望を満たしてくれたのは吉祥寺。

ランチはMOCMO sandwich(アシュラシンドロームのDr.カズマさんが店長さん)グルテンフリーのサンドイッチ。

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一個で良かった。続いて井の頭公園を散歩。

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神田川の始まり、井の頭公園の弁天池。一応湧いてる(これはもう人工だよね?)かいぼりしたわりには透明感に欠ける弁天池。

その後LOFTやキラリノ(ユザワヤ)で買い物して満足。

吉祥寺は私にとって青春の街なのだけど行くたびに街が変わっていってるのを感じる。つまらないチェーン店や大型店があった場所に昔何があったか覚えてないことも多いけど、以前のままのお店や建て替えても場所は変わらないお店もあって(私が知る頃だから25年くらい)たまにはやっぱり行きたいな吉祥寺。住みたいとは思わないんだけど、好きな街ではある。

 

さて半日サボったのを取り返して、週末ログインとしましょうか。