三連休の中日、秋田駒ケ岳に登ってきました。ルートは秋田の田沢湖側から登って、岩手の国見温泉に降りるルート。田沢湖側はマイカー規制があるので、登山口まではシャトルバス(25分くらい)に乗ります。30分に一本出てるので安心。(9/15の話です)
登り始めはおよそ9時。天気は今ひとつ。曇りがちだったので登山口はガスで真っ白。しかし傾斜は緩く、厳しかったり難しかったりする箇所はありません。歩き始めてすぐに破線ルートへの分岐があります。荒涼とした火山らしい斜面。天候のせいもあって少しおどろおどろしい。
小一時間で平らな場所に出ます。木道があって散策しやすくなっています。阿弥陀池という池を囲んでポコポコと山が配置された箱庭みたいな谷に続きます。
(写真を撮り忘れてるので後ほど上から見たものを…)
右手のモコっとした山が「男女岳(おなめだけ)」で秋田駒ケ岳の最高峰になります。
向かいに「男岳」があってそちらは荒々しい山肌。こちらはまるっとしてるんだけど。両方登ってもいいですね。
山頂へはピストンで、いったん阿弥陀池まで降りて、今度は横岳に登り返します。横岳を超えて火山の砂礫帯をトラバースしていくと国見温泉へ。
横岳を超えたところから田沢湖。
カルデラの外輪山をトラバースして歩いていくので右手のカルデラの中にはプチ火山。ミニチュアぽくてかわいい(でかいけど)
カルデラの中にある駒池、上から見るとお魚の形なのでおさかな池と呼んでました。(場所が変わると魚じゃないけど)
季節的にもう難しいなと思ってたら、まだ居ました、コマクサちゃん。秋田駒ケ岳は花の山。
トリカブトが群生しててきれいでした。猛毒だけど。ゴールデンカムイ18巻あたりでもトリカブトの毒の話出てきましたね(突然なんの話?)(今日19巻発売日なんで…)
横岳山頂が12時ごろで、下山は2時間程。国見温泉の屋根が見える前にふわっと硫黄の香りがして下界が近いことが分かりました。
14時下山。5時間程度のゆる山行でした。コースも選べるし、まだ巡るところがあるのでまたきてみたいお山でした。