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知らない街を歩く(国分寺崖線の端っこ・谷沢川の削った等々力渓谷を歩いてみる)

馴染みのない東急大井町線方面へ行った日(3/21)の話。

尾山台のオーボンビュータンに行ったその足で環八沿いを進み、目黒通りにぶつかったところで多摩川方面に左折。等々力不動尊から等々力溪谷を歩きました。

お不動様。溪谷歩きに気が急いてしまいお参りするの忘れた。

等々力溪谷は、多摩川が削った国分寺崖線の端っこで谷沢川の侵食でできた谷。世田谷の街にいきなり現れるダイナミックな自然に驚かされます。平地とは10mくらいの落差があるそう。湧水もあります。

川と歩道は整備されてるので安心。

途中、かつて古代にお墓として使われた横穴の遺跡もあります。(写真を忘れた。)ブラタモリで田園調布をやったときに、このあたりの多摩川沿いの崖の上に古墳群があることが説明されていたけど、古代にも人の暮らしがあったのだなあと想像するのはとてもロマンチックです。

赤い鉄橋はゴルフ橋、とな。むかし東急のゴルフ場があったかららしいのですが、推測しやすい名前からだった。今ではすっかり都会だけど、昔は都心から離れたのんびり自然の中で過ごすところだったのかも。


地形・地質
等々力渓谷は、武蔵野台地の南端に位置しており、この台地面を侵食して形成された開析谷です。渓谷沿いには、武蔵野台地を特徴づける地層断面がよく観察できる箇所があります。地質の分布状況は、下から台地の基盤である上総層群の高津互層(泥岩層)、その上に堆積する渋谷粘土層、武蔵野礫層、武蔵野粘土層、東京軽石層、ローム層(武蔵野ローム層、立川ローム層)の順にほぼ水平に堆積しています。また、渋谷粘土層と武蔵野礫層の間からは湧水が多く見られます。

地層は分からなかった…。逆から歩いてきて最後にこの案内板を見たのでした。確かに等々力不動尊のところにあった湧水の滝もありました。次に来たときに要チェックです。渓谷はゴルフ橋とこの看板でほぼおしまい。歩いてすぐに等々力駅にでます。駅近渓谷なんて面白すぎる。ああ、また違う季節に来よう。

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