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秋山はじめの会津磐梯山・登山編

夏山のつもりで裏磐梯から磐梯山に登ったら、山はすっかり秋でした。

kwaico.hatenablog.com

宿の車で八方台登山口(磐梯山の西側に位置し、初心者向けの短めコース、のはず)から8:50頃歩き始め。天気は曇り。

登り始めると途端に白いものが森をおおう。ガスはだんだん濃くなって、30分ほど歩いて森を抜ける頃には辺りは真っ白に!今までもガスの経験はあるけどここまで白いとちょっと怖いね、というくらい。森を抜けると岩場になり、中の湯というポイントで、ガスが吹き出しているような迫力のある場所なんだけど真っ白で何にも見えない…。

ここを超えて歩いて行くと徐々に明るくなったりガスに覆われたりしながら4合目の小屋まで。(磐梯山は五合目が山頂)

弘法清水という場所で、清水が湧いています。

裏磐梯側は少しガスが切れてきた。明治時代に噴火して山体崩壊して今の裏磐梯を作ったというのですが、その爆裂火口が少し見えました。カッコいい。今度はこちらから登りたい。

桧原湖も見えてきた。今度は自転車で一周したい。

小屋でおしるこをいただいて、トイレブースを借りてから(磐梯山にはトイレがないので、携帯トイレは必須です)山頂へ。山頂直下はなかなかの斜度。ひーこら言って登る。


壁やんけ。

12:00過ぎくらいになんとか登頂。しかし周囲は真っ白!

空気は冷たく、気持ちよく休んでいたら少し霧が晴れ、下界も見えてきた。

よーしでは下山しましょうかと12時半ごろ下山開始。とにかく短時間で楽に降りられるゴンドラを使うコースに行きたかったので、選んだのは翁島コース。しかし、山頂直下の斜面がずっと続くので結構な斜度を下りなければならない。膝ガクガク必至。

でも猪苗代側が会津の方まで見えて景観がいいコースなんだけど…まだガスが少々。


上の方は岩場。大きな石を越えながらなので、足の届かないところはお尻つきながら進む。

森林限界より下はザレザレとした急斜面なので歩きづらい!完全に膝がバカになって大変でした。なんとか1200mまで下がってゴンドラへの分岐を発見した時はオットと2人でテンション上がって奇声を発しました。

この少し前に、一枚岩のロープ場があり、足をかけるところが見つけにくいので降りづらかったです。シルバー世代の団体がいて少しスタックしました。でも逆に人がいてくれて良かった感もあったかも。

14時半ごろにゴンドラ乗り場着。乗り場手前から、猪苗代湖が見えました。大きい。膝はガクガクで腰も痛かったけど気持ちは充足。ゴンドラを降りたら猪苗代リゾートホテルがあるのでそこで温泉に立ち寄りサッパリ。タクシーを呼んでもらって猪苗代駅まで行って、郡山まで出て新幹線で帰京しました。身体はかなりしんどかったけど、楽しかったのでオットと力なく「楽しかったね〜」と言い合う新幹線車内でした。


猪苗代駅前からの磐梯山。雲に覆われてるけど、山頂直下の斜度が分かりますかね?

※2018年9月16日の記録です。