ツーアウト満塁空振り三振

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体力のない人のための三つ峠登山記録(登山編)

ようやく公開します。7月の三連休に行ってきたものです。

kwaico.hatenablog.com


少ない体力を有効活用すべく、文明の利器に頼った登山を計画して向かったのは、富士見の山として有名な三つ峠山。

7月の三連休は酷暑だと言われていたし、今年は夫婦2人とも星空撮影に興味があったし、オットは山の上から富士山を見たことがないと言うしで、三つ峠ならちょうど良いのではという私の企画です。

タクシーで登山口の達磨石まで。そこから急登です。

標高の低いところでは蒸し暑く、たまにくる涼風をあてにしながらの熱帯登山。暑かった…。上の方までくると岩の上から沢が流れていたり、水が湧き出ていて、その水を救って涼を取りながら進む。身体は熱いのに空気がだんだん冷たくなってくるけれど、やはり体温が上がっているので熱い…。屏風岩というロッククライミングの名所があってそこをすぎたらすぐに(というか急登でぐんぐん登らされて)山頂直下の今回のお宿へ。

体力に自信がないので、低山でもなるべく上に宿泊したいのです。四季楽園という民宿っぽい山小屋でしたが、こちら大正解。個室にしてくれるし、有料だけどシャワーもあります。シャワー浴びて一晩寝たら下山の体力も回復できますからね。

四季楽園
http://mitsutoge.com/room/index.html

山小屋周辺の花も楽しい。

ユリである。


シモツケソウ(オット命名:ツカレタコロフワフワソウ)


何とかオダマキ


キキョウ。



ごはんはボリューミィ。豚肉のステーキがスパイシーで焼きたてで美味しかったです。お昼は行動食のおにぎりだけだったのでペロリ…。

デザートもいただきました。桃。おいしい。

三ツ峠の売りである富士山がガスに隠れて全く見えない。空の雲は多少切れるのだけどガスったまま。夜中に切れた雲の合間から星の撮影を少しだけ出来て、目的の1つは達成できたのだけど、富士山は翌朝に持ちこし。でも、涼しくて避暑できたのでそこは満足。しかも山頂では珍しくホタルを見ることもできました。水場が多いのかな。

翌朝は天気も良かったので起きてすぐに、山頂へ。見えましたよ、富士山。

やっと!あった。
山から富士山を見たことがない(!!)というオットに裾野が広がる富士山を見せられて目的達成です。

朝ご飯もしっかり。

お宿良かったです。もう少し涼しい季節にまた来てもいいかも。夏前は早々暑いので…。

下山は縦走しながらロープウェイで、というのが一般的なのですが、時間の短い滝を観ながら降りるコースを選びました…が、途中道を間違えまして、林道を延々2時間あるくことになりました。トホホ。林道で車の通るところだったしGPSも入ったので間違いに気が付き、危険なことはなかったのですが、とにかくつらかった…。本来行くべきところに進入禁止の柵が出てたんですよね。それは車向けのものだったんだと今は思うので、もっと分岐で確認をするべきでした。反省。

そして、林道が登山道とようやく交わったので、ルートを登山道に変えて、ロープウェイで河口湖畔におりました。いやー反省。

河口湖駅前の食堂で下山ビール。何気なく頼んだチャーシュー麺が美味しかった!

お土産などを買って帰りの高速バスを待っていたのですがなんとそのバスが山中湖で30分ほど遅延。人が多すぎてバスが動けなかったらしい。確かにインバウンドの旅行者が多かったんだけど、バスはそういう乗客にたいしてそんなにサービスが良くなかった気もします。日本語がわからないとわかりにくいアナウンスだったり、日本人にもどのバスがいつ来るのかのアナウンスがなかったので、バス乗り場はかなり混乱してました。しかも暑かったし。乗れた時はやれやれと思ったし、中央道は遅れるのがデフォルトなので予定より2時間くらい遅れて新宿到着。

山の帰りはなるべく電車にしたい…。バス、楽だけど。

※2018年7月14〜15日に行った記事です。