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善福寺川成田東支流を歩く

和田堀公園に散歩に行ったついでに、付近の暗渠を歩きました。善福寺川成田東支流とよばれる暗渠です。

そもそもは…オット(サウナ大好き)が、いつもとちがった銭湯に行きたい、良い銭湯はないかと探したところ見つかったのが吉の湯でした。
yoshinoyu.sakura.ne.jp

清潔そうだし、ちょっと飲み物なんかもあるし、いいのでは!と。しかも少し歩けば武蔵野園(和田堀公園内の釣り堀併設の食堂)もあるし、お風呂の後に散歩して一杯楽しんでからゆっくり帰るってのもいいじゃないかと。でも「銭湯」と聞いて黙っておけない暗渠クラスタ。銭湯があるところには暗渠がある可能性が高い「暗渠サイン」なわけです。排水に便利なので銭湯は川の近くに建てられることが多かったのでしょうね。その川が暗渠化されて、銭湯のほうが目印になったというわけです。そんなわけで調べてみると、はいはいありました。吉の湯は成田東支流沿いにありました。

散歩がてら、吉の湯の場所確認に。和田堀公園からはすぐ近くでした。その銭湯の裏手に回ると…急に猫が2匹飛び出してきて(追っかけっこしていたようです)その出てきた場所を見ると暗渠がありました。ニャン渠とはよく言ったもので、暗渠には猫が多いのですよね…。今回は私に暗渠の場所を教えてくれるために飛び出してくれたかのような、暗渠案内猫でした。

そしてその暗渠というのが…

コンクリ蓋式!!!

しかも銭湯の真裏を通るので裏道感半端ない。テンション上がる!!
細道だということでもいい暗渠だなあと思うのに、なが~いコンクリ蓋暗渠が続きます。

そしてお出まし、杉並区の暗渠サイン。金太郎の車止め。こんなにきれいに彩色の残っている現物は初めて見ました。ちょっと感動。

和田堀公園から歩いて、銭湯で折り返してきて再び公園へ。暗渠は善福寺川にはまだ注がず、和田堀公園に沿って西に進みますが、私たちの散歩はここまで。

暗渠歩きは上流から下流、もしくは下流から遡ってこそ楽しいものなのですが、これだけコンクリ蓋を歩けたらかなりの満足度!暗渠充です!

今度は、新高円寺のほうから成田東支流を歩き始めて、吉の湯でサッパリし、和田堀公園までコンクリ蓋を歩いて、武蔵野園で一杯やるというツアーで楽しみたいものです。いつ決行するかなー?