三連休の中日、「邸宅で見るアンティーク着物展」を観に行ってきました。場所は松聲閣、旧細川邸の一角にあります。そこにアンティーク着物の季節のコーディネートがズラリと展示されているのです。眼福。
今年は!なんと言ってもつばめの銘仙にやられました。
つばめ柄マニアとして垂涎もの…!
一応、解説用に貼っておきます。
ターコイズの地につばめの織り柄。渡り鳥のつばめが広い空をのびのびと飛んでいる様子が織り込まれていて力強くもあるのだけど、帯は淡いトーンの昼夜帯を合わせて優しめな印象になってます。帯によってはもっとシャープになってしまいそう。コーディネートも素敵だー。
染めの着物もありました。
今年は私にとってはつばめ祭りでした。
はあー、シアワセ。
昨年は大雨に降られてしまい、キモノはポリだったからいいものの、草履はダメにしてしまうほどの天候だったのですが今年は天候にはそこそこ恵まれました。雨に降られないと思っていたので私も今年はアンティーク着物で。
私はアンティークと言えば銘仙!というくらいのイメージがあるのですが最近の着物女子はわりと華やかな柔らかものを着ている人が多いのですかね。会場にはたくさんの着物女子がいましたが銘仙の人はいませんでした。銘仙は若い方が似合うと思ってるので(柄によるけど)だれかインスタ映えしてる銘仙女子を教えてください。
さて、当日の装い。
先日、キモノ葉月さんでいただいてきた、ドット柄付け下げ(上から下に柄付けがされているもので、訪問着よりはカジュアル)に、桃の柄の名古屋帯。本当はもっとやさしめの昼夜帯なんかを合わせたいところだけど合うものがなく。この桃帯は気に入ってるので、随分前に買ったものだけど手元に残していました。
私がアンティーク着物にハマって一生懸命着ていたのは今から15、6年ほど前。当時は今よりお金もないので、安く買えるアンティーク着物を探して集めて着ていました。このあとアンティークがばかみたいに高くなっちゃってポリエステル素材のキモノにシフトして行くのですが、今また手頃になってきたみたいですね。で、当時発刊まもなかった『KIMONO姫』編集長の田辺さんにお声をかけていただいて、なんと3冊目に読者モデル的な立ち位置で載せてもらったことがあるのです。2003年のこと。↓こちら。
KIMONO姫 3 木綿キモノ編 (Shodensha mook)
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この頃もきものブログをやっていて、それを見てくださっていた方とこの日お会いすることができました。この着物展のスタッフをやられている方で、当時子育て真っ最中で着物本やブログは癒しだったそうで…お会いしてすぐに、会えてうれしいと泣かれてしまいました!!ビックリ!わたしはオロオロするばかり…。会って即泣かれたことないしこれからも多分ないよ…!!あんまり慌てたのでお名前伺うの忘れてしまった…。でも、大変な時期になんだか少しお役に立てたようでとても嬉しかったです。
ちなみにこれでもモデルやらせていただきました。
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またアンティーク熱が再燃しているので(オットも私の着物趣味は楽しいみたいで「もっと着たらいいよー」などといってくれるのでうれしい)、以前年齢とかで合わなくなったものはどんどん処分してしまったけど、厳選したお買い物はしていこうかな、などと思っております、はい。
↓昨年の様子
kwaico.hatenablog.com
↓この日買ったお着物を着た
kwaico.hatenablog.com