ツーアウト満塁空振り三振

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ひとり飯。

ひとり暮らしをしているときは、当然ひとり飯だった。ラーメン屋はしょっちゅうひとりだったし、バーでも立ち飲み屋でも1人で入った。ひとりだと気を使われてカウンターに座らされ、大将に話しかけられたりするのが面倒ではあるけど(あちらは女性1人だから気にかけてくれてんだろう…)、適当に相槌打って話しかけるなオーラを出しておけば気兼ねなく1人で飲食できた。今でも、夜ごはんがひとりの時は、近所の中華屋さんのカウンターで、ひとりビールとつまみとラーメンをすすってることもある。そしてそれはそれで、わりと好きだ。余談だけどこの中華屋さんは、ひとりでも放っておいてくれるし、でも常連だからかたまに小銭分まけてくれたりするので、ますます好きになる。ほろ酔いのままカウンターに座り、ぼーっと周囲の音を聞いたりしてるのもいい時間の使い方だと思う。まあ、大抵スマホいじってるんですけど。

もっと若い頃は一人旅も好きだったので、そこでもひとり飯をよくした。香港にひとり旅に出た時はひとりで飲茶に行ったりしたし。でもあれは人数が多いほうがいいけど。観光地の蕎麦屋とかでもひとり。でも、今ほどひとり飯に慣れていなかったので、なんだかひとりでソワソワしていた。旅行そのものはひとりだと気楽だし楽しかったのだけど、食事だけがネックだった。

それはひとり飯に慣れていないというより、他人の視線を気にしていたのかも知れないと、今は思う。いまでは、他人はそんなに自分を見てないし、ひとりでも別になんとも思われてないと分かるのでなんともないけれど、昔はやはり「あの子ひとりだけど珍しい」とか「友達や恋人はいないのかな」と思われることが嫌だったのだろう。他人の目は、気になった。今は気にならないというのは、単に年齢のせいなのかも知れないが…。

そんな私でも、ひとり焼肉は未体験。そんなにいろんな経験値が高いとは思わないが、やはりひとり焼肉してないのは、まだまだだな、と思ったりしてる。

Netflix野武士のグルメお題「ひとり飯」

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