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そしてひな祭りは続いてく

こんにちは。

先日、実家に帰ったら母がひな人形を飾ってくれてました。もう娘は2人ともこの家から巣立って久しいのだけど、それでもお雛様とお内裏様だけは毎年出してたように記憶してます。

そして今年は七段飾りを出してました。1人で大変だったでしょうに。すこし余裕が出て来たのかもしれません。

↑この下にあと二段、お道具が並びます。毛氈(もうせん)がズレてるのは大目に見てやってください…。

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いつぞやのひな祭り。

ちょうどこの写真の後ろが下二段。私にもこんな頃があったんやで…!ざっと40年前。

私は小さい頃からお雛様が大好きで、それは今のキモノ好きとか源氏物語好きにも通じてる部分なのだけど、こんな頃からすこしずつ蓄積したものなのかな、と思ってます。面白いものですな。子どもの頃は毎年、母と妹と3人でお雛様を出していた記憶があります。でも片付けてた記憶があまりないので…母が片付けていたのかもしれません。

ひな人形を早く片付けないと嫁に行き遅れる」という迷信がありますが、迷信ですな!うちはこうして母が早めに片付けてくれていたのに、姉妹2人とも結婚30代ですしね、姉のほう(私)に至っては滑り込みで30代ですもんね、母が「私は2人を(ひとりで生きていけるくらいに)しっかり育てすぎたかしら」と悩ませましたからね!ひな人形の片付ける時期なんか関係なかったわけです。

それよりも、大学生の時、バイトして貯めたお金で一眼レフ(もちろんデジタルじゃないししかもMINOLTA)を買って帰った日に、父に「一眼レフを買う女性はお父さんが知る限り結婚が遅いぞ」と言われたほうが当たった。ひな人形全然関係ない話題ですけど。なんだその呪い。

このお雛様の現在の主役は姪っ子(3歳)かもしれません。自分のお雛様を持っていない姪っ子は、実家のこのお雛様を見て興味津々だったそうです。駕籠とかわからないから「これ、わっしょいわっしょいするの?」(お神輿だと思ってる)とか聞いてたみたいですけど、お雛様も代替わりしてむしろ安心してるんじゃないだろか。いつまでも四十路の娘を待ってるのもつまらないものねえ。おばあちゃんとなった母のおひな祭りはまだまだ続くのでした。

お題「ひな祭り」