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気ままな富山旅行 その2

こんにちは。

昨日の富山旅行の続き、2日目です。

観光客に有名な「白えび亭」で朝ごはんをしようと開店前に並びました。これが正解。お店が開いてからはまだ朝10時だというのにズラッと行列。遅めの朝だか早めの昼だかの食事。

www.shiroebiya.co.jp


この日も大降り。外を歩くのはなるべく短時間で済ませたい。そんなわけで城址公園にある郷土博物館にいくことに。天気がよければ運河クルーズにリトライ!とも思ったけど、いかんせんざんざん降り。今回はあきらめました。


移動は市電。レトロでかわいい路面電車です。

本物の富山城は焼失しているので現在あるのは昭和30年くらいに産業博かなんかの際に再建されたもの。それが今郷土博物館になっています。

富山城は作られては燃え、再建されては取り壊されたり燃えたりして城主もよく変わり一言では説明できない歴史があるのだけれど、勿論まったく知りませんでした。この日はちょうど特別展示で「富山市の都市計画」についてが説明されており、コレが大変面白かったです。

富山県立山連峰から海へ注ぐ、短くて急な川が多くその扇状地が複合的に集まって出来た地形なのだそう。富山市神通川は今よりももっと蛇行しており、水害がおきやすく流路を変えたそうです。もともと川のあった場所の水量が減ったので埋め立て、その場所に現在の富山県庁などがあります。

また、扇状地の河口(海岸沿い)が荒れていたのを整備して(岩瀬地区)埠頭を作って、中心部までの運河を掘ったのが「富岩(ふがん)運河」(ざっくり)。これを走る船が、私が昨日乗り損ねたやつです。このあたりの都市整備はとっても面白いので是非ブラタモリで取り上げて欲しい。

しかし都市の歴史というのは、水と共存するための歴史ですよね。水のないところは水を引いてこなければならないし、水害の多いところは川のコントロールをしなければならないし。ブラタモリみてると大体どっちかだなあと思っています。

さて、そのあと街をあてもなくぶらついたりお茶などしていたら移動の時間になったので、この日の宿のある越中宮崎まで、あいの風とやま鉄道(むかしの北陸本線)に乗車。20年くらい前に両親と立山黒部アルペンルートに行った時は、東京から新潟の直江津経由で、北陸本線ほくほく線にのったのだけど、新幹線が開通したので今は第三セクターになってるようでした。

泊駅で直江津行きに乗り換え。

越中宮崎は新潟県との境にあり、鉱泉が湧いてるみたいです。海岸はヒスイ海岸と呼ばれ、ヒスイの原石が打ち上げられるんだそうだけど、雨だからもちろんいかず。お宿に直行です。

チェックインしてすぐ温泉→ビール!

オーシャンビューであり、線路沿いにあるのでトレインビューでもあります。何気に今回鉄分高め。

今夜の食事は宿で。


舟盛り。


白えびのかき揚げ。

温泉は滞在中3回くらい入って満喫。なーんにもしなくていいのっていいですね。食事の後片付けもしなくていいし、気遣いもなし。最高。


翌朝はたら汁定食をいただきました。たら汁は「たらでしょ?」とたかをくくってましたが、これが美味!たらの肝を味噌にといて、たらの身を贅沢に使った汁物。この地方でしか食べないそう。たらの肝なんてこっちじゃ手に入らないから当然か。

9時過ぎに宿の車で駅まで送ってもらい、富山に戻ります。

お宿はこちらでした。クチコミだとひどいこと書く人もいるけどとっても良かったですよ。
travel.rakuten.co.jp


続きはまた明日。