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『昼のセント酒』におけるサラリーマンにはツラいオチ

こんにちは。

もう既に終わっちゃってるんですが、4月クールで見ていたドラマの中の1つに「昼のセント酒」がありました。

原作はこちら。

昼のセント酒

昼のセント酒

広告代理店のダメ営業マン・内海(戸次重幸)が、勤務時間中でも銭湯を見つけると我慢できず入浴してしまうという、孤独のグルメの銭湯版。

お風呂とビール、銭湯は暗渠サインときたら見ないわけにはいかないじゃないですか。まあなかなか毎回は見られなかったんですけど、戸次シゲさんの美尻を堪能した反面、会社員としては毎回辛い展開なので仕事で疲れている時には逆に見たくないドラマでもありました。

すべての回ではないのですが(全部見れてないし)、だいたいが仕事中に銭湯をキメたあと、その足で飲み屋さんに向かい一杯やってると会社や上司から電話が入り呼び戻されるというオチなのです。

これが毎度ツラい!!!

ていうか内海にイラつく!!のです。

バレるような嘘の直帰すんなっつの!もしもするなら、仕事してるように振る舞えるように待機しつつサボれ!直帰連絡はどうしようもない時間になってから入れろ!!そもそも営業成績悪い時によくそんな平然とサボって居られるよね!!!

とまあサラリーマン(しかも元・営業職)としてはモヤモヤとしてしまうし、外出中の会社からの電話はどんなに仕事してる時でも嫌なものです。一時期、休みの日でも当時の上司から毎度連絡が入ってた時期があって(あのファイルどこ?とかくだらないやつ)会社からの連絡には、トラウマ並みに拒否反応を示してしまうのですよね。

だからよい銭湯が出てきても「また会社から連絡が入るんでしょう…?」と思うと胃が痛くなるので辛かったのです。そんな文句を毎度言いつつも、味わい深かったり、モダンでキラキラしてたりする様々な銭湯を「見学」できるのは楽しめました。あー、大きな湯船に浸かりたいなーとも思いますし。影響されやすい。かんたん。

先日、たまたま見つけた銭湯ブログ(いらっしゃるんですねー)を読んでたら、ドラマの影響で遠くからも若い人が来るようになりましたよ、って銭湯もあるみたいでドラマ人気がうかがえました。それは良かったことなんですけどね。イケメン(しかも中年)がお風呂はいって美味しそうにお酒飲んでつまみかじってる画を見てるだけで眼福ではあるんですけど、それ以上の楽しみもあったと私以外の人も思ってるということなんでしょうね。ただ私はオチだけは辛かった。

以前は変な潔癖で、公衆浴場ってあまり好きじゃなかったのですが、山に行くようになってからあまり気にならなくなり、むしろ日帰り温泉が好きになりました。それに今大体どこも清潔ですしね。会社から呼び出されないシチュエーションで、私も昼のセント酒はどんどんやりたいと思ってます。