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暗渠あるきの座学

こんにちは。

先日歩いた暗渠を地図でたどってみました。

西新宿の不気味な児童公園があったあたりは「暗渠」でググるとすぐに出てくるような有名スポットらしいです。ハマってから何度も読み返しているブログがこちらです。私はこちらの記事とは逆方向に歩いてきました。

mizbering.jp

暗渠になっている川は神田川の笹塚支流と言われていたり、和泉川とも呼ばれています。私たちは途中から歩いていますが、水源は京王線代田橋駅近くまで行くようです。下記の地図だと都庁のすぐ西にあるブルーグリーンぽい色のライン。半分くらいしか歩けてないみたい。いつか代田橋の「はじまり」の部分まで行きたいものです。

この和泉川のルートは上記記事を読んで知っていたので歩けたのだけど、2本目にあるいた短い暗渠が何の川だったのかまったくわからないので、帰宅してから調べてみました。

というか上記のGoogleマップにすでに記載されてるんですけどね。新宿副都心の西側に真っ赤なラインが貫いて引かれていますが多分これ。「神田上水助水路」。神田上水の水量を補っていたのだとか。江戸時代から明治初期の水路は、新宿中央公園の端にある熊野神社のほうへ流れていて、神社の東側4mの落差を滝となって落ちていたそうです。淀橋浄水場の建設にともなって失われたとのこと。

「神田上水助水路」の頃の写真は下記のブログから拝借して参照。

blog.goo.ne.jp

 昭和22年の米軍による航空写真だそうですが、マス目状になっているのが淀橋浄水場。その西側を十二社通りが貫いていて、地図左上の神田川から十二社通りを渡って熊野神社あたりにつながるようにうっすらと川筋が見えますか?これが先日歩いた二つ目の暗渠ではないかと思うのです。 

http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/12/5f44f623272e4e7f539e8ae0c4585ac0.png

blog.goo.ne.jp

この画像だと浄水場の西にも池らしきものがあるけど、これは十二社池なのでしょうね。新宿から中野駅や方南町方面へ行くバスに乗ると「十二社池の上」とか「十二社池の下」というバス停があるのだけど、池はどこにあるんだろうと不思議に思っていました。新宿副都心ができるときに埋められてしまったようなので、地名はバス停として残っているんですね。

暗渠から興味を持ってたどっていくと、こうした知識も得ることができる。うん、モノを識るということは視野が広がることだよ。

ちなみに今は東京の地形と区界についても興味が出てきています。脳みそがいくつあっても足らなそう!!!(そもそもひとつ分の機能も果たしてない脳みそなのに!)

kwaico.hatenablog.com

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