土曜は特に予定もなかったので、銭湯でサウナでも入って昼からダラダラする?みたいな予定を立てて、暗渠を歩き始めました。
歩き出しは初台の手前あたりから。先日暗渠ランしたコースの逆走です。気づいてはいたけど、暗渠ってちっともバリアフリーじゃない。もともと高低差のあるところをざっくり埋め立ててるもんだから、なんだか雑。まあ、それがいいところでもあるんですけど。
わずかな差なんだけどやっぱり難しかったんだろうか。それとも車両よけみたいな意味?などと勘ぐってしまう。
こちらは階段あり。でも、バリアアンフリー。
でも反対側にはスロープ。右の段差の部分は橋の名残だと思います。
橋の欄干も残されていて、このルートだと古いものは昭和20年代のものもありました。
この先に清水橋があって、山手通りと方南通りの交差点に出ます。信号を渡って、再び暗渠コースへ。ここから先は読み物でしか見ていない未知の世界だったのでなんだかワクワクしますね!
羽衣橋跡付近の児童公園。あー!ここ有名なやつ!本や暗渠の先達のブログで見たことあるやつやー!
しかし不気味だし、子どもは遊んでないし、若い女性が1人でニヤニヤしてたからちょっと離れたところを歩こう…と思って通り過ぎたらイヤフォンで電話してたパターン。なんだか、場所が場所だけに怖いよ!!
公園だからか車止めもカラフル…だった形跡が。
この写真の道を左折した左手に羽衣の湯という銭湯があることを調べていたのだけど、まだ時間が早く入れませんでした。残念だけど、また来る理由ができました。
さて、仕方なく暗渠に戻るとそこはもう暗渠の終わりが見えていました。そう、神田川です。新宿寄りの方まで川沿いを歩き、橋から暗渠の出口を探すと、すぐに見つかりました。
さっぱりと護岸された壁面にぽっかりと異界への穴が開いてる…。そんな風に見えました。
さて、付近の地図を見るとどうやら他の暗渠がありそうというだことで再び歩き出します。神田川沿いを歩いて十二社通りにぶつかり、(淀橋という交差点でした)V字型に曲がると左手に工事現場があり、それに沿って道があります。この辺りに詳しいオットがこれは暗渠かもしれなくて道は続いてるはずだというので、本日2つ目の暗渠あるきスタート。
左側は工事中。再開発で高層マンションが作られているようだけど、以前はゴチャゴチャとした商店街があったそうな。
古い建物の向こうはキラキラ光る高層ビル群。
道沿いに行くと細長い児童公園があり、その脇を人がすれ違うのも難しいような細い道がありました。写真、車止めの左側にある道です。細い。
工事現場を取り囲む白い壁や高層ビルのなかに、こんなうっそうとした森みたいな部分があって違和感。悪くないです。
上の写真は通り抜けて振り返って撮影したもので、進む先には新宿スクエアタワー。ここにあるコンビニで飲み物を買い、再び歩き出します。ビルの敷地内を横切ると再び、暗渠っぽい暗渠登場。右手はコインランドリー。
車止めを超えて行くと広めの道路。結構前から暗渠なんだと思います。しかし左手側は仕切りがあって中が見えませんでした。なんの施設なんだろう?
この道がたどり着いた先は方南通りでした。目の前には新宿中央公園。なるほどここに出るのね。
さてずいぶん歩いたし、いい時間だし、何かお腹に入れたくなってきました。暗渠めぐりはここでおしまい。
そこで西新宿五丁目駅近くにある中華屋さん「山珍居」へ。魯肉飯があると聞いていてきてみたい店だったのです!
念願の魯肉飯!!
現地の味というよりは日本に優しい味だけど美味しかったです。オットが食べた汁ビーフンも優しかった。
銭湯に行けなかったのは残念でしたが、よい暗渠エクスペリエンスでした!次はどこがいいかな。歩いたあと、おいしいものがあると楽しみ倍増ですね。大事。