ツーアウト満塁空振り三振

※ 個人の感想です

最近の読書感想文

積ん読をナントカせねばと思いつつ新しい本を買ってしまう…。

珍しく集中して読書したので記録しておきます。あとは仕事用のつまんない本ばかりなので…。趣味の読書量が減ってからバカになった気がするのでやっぱちゃんと好きな本を読んでいきたい。

 

 ドルフィン・ソングを救え

ドルフィン・ソングを救え!

ドルフィン・ソングを救え!

 

 どうして読もうと思ったんだろうなあ。タモリ論の人だったというのもあるとは思うけど、J-POPのボサノヴァのときに乗り遅れたからかもしれない…。でも私はフリッパーズはリアルタイムじゃないし、当時はむしろ「こんなおしゃれな音楽を私は聞いてはいけない」というよく分からない固定観念にとらわれていて、いわゆる渋谷系は大学デビューなのだ。だからハイティーンのあの熱狂はここにはなかったし、懐かしい感じも共感もそんなになかった。ただ、デビューが遅いとはいえ小沢健二コーネリアスも大好きだったので、そのふたりがモデルである登場人物が物語に描かれているのが、薄い本とかドリーム小説(作者男性だけど)を見てるようで気恥ずかしかった。ストーリーはベタベタ。タイムスリップしてからの主人公のサヴァイヴっぷりを読むのは面白かったけど、これは渋谷系の要素を詰め込みたくてこのベタベタストーリーにしたのよね?って思う。読みやすいからすぐ読めちゃう。

 

日本百名山

日本百名山 (新潮文庫)

日本百名山 (新潮文庫)

 

山ヤさんにはいわずと知れた名著。2周目に入りました。でもこれ文学だと思う!!一言で山と言っても二つとして同じ山はないし、二回として同じ登山はないわけで、ここに綴られているのは深田さんの百通りの登山について。山についての百通りの表現を読める。

しかもここから百名山全山踏破する人たちがたくさんいて、NHK百名山という番組を続け、登山するときに「これ百名山だね」と意識する。すごいコンテンツだなあ。

 

赤めだか

赤めだか

赤めだか

 

 某国民的アイドルでありかつ大好きな俳優さんがドラマ主演するということで読んだその原作。でもドラマ抜いても面白かった。(もちろんドラマは楽しみ)お恥ずかしいのですがわたし談春さんをこの話があるまで存じ上げなかったのだけど、エッセイというより小説みたいでとても面白くて一気に読んでしまった。修行するってすごいね。情熱だけでもダメなんだけど、情熱が無いと出来ない。落語と師匠と一門に対する愛情も。だからとても愛の深いお話しだなあと思って読み進めた。

ああ~ドラマが楽しみだな。

www.tbs.co.jp

私は噺家のお話が割と好きなんだけども落語を聞いたことがない。きっかけがないのだよな。とは言え、いつか~とか、きっかけが~、とか言ってる人はだいたい本気じゃないので、それに甘んじるのはやっぱりやだなあ。「山行きた~い」「きもの着た~い」って言ってるだけの人を傍目に見ていることが多かったので(私からは声をかけない)「そっち側」じゃないほうに行こう、そうしよう。

そんな気持ちの起こる本でした。