一応趣味は登山と言っている手前(いや、そのほかにもたくさんあるんですけど)、1年に一度くらいは高山に登りたいと思っています。とはいえ、昨年は久々の高山(南アルプス仙丈ケ岳)に登ったものの、登山が久しぶりすぎて忘れてたことも多く、高山病も発症し、なかなか厳しい思い出になってしまったのでした・・・。
今年は高望みせず、八ヶ岳、しかも一度経験している天狗岳、しかも黒百合平は3度目!くらいの手堅いコースを選んでいます。同じ山でも登る時期と、行く人が違えば、それは別ルートみたいなもんだと思っています。
それから今年は「久しぶりの登山」にならないために、先月、本格派の低山に、同居人につきあってもらって登ったのでした。記録をしてなかったので簡単に。
6月下旬に行ったのは、奥武蔵の棒ノ嶺。わりと山に興味を持ってからすぐに行きたいと思った山なのだけど、なかなかご縁がなく。ようやくいけることになったのですが、私、「ぼうのみね」だとずっと思っておりました。「ボーノレイ」が正しいのですね。「ボーノオレヤマ(棒ノ折山)」という別名と並べると、なかなか興味深い名前。「ボーノオレー(ヤマ)」なのだなあと。どちらが先に呼ばれていたんだろう。
さて西武線を乗り継いで飯能、そしてバスでさわらびの湯で下車。ぬるぬると歩き始めます。
こちらの棒ノ嶺、有名なのは沢登り気分の登山道、白谷沢ですがこれはスリリングでなかなか楽しかったです。鎖場もあるので装備はちゃんとしてないと厳しいですね。一旦林道にぶつかりますが、その先山頂までは急登ですごおおおく険しいので写真はあまりありません。
お昼は、山頂でおにぎりとカップ麺。ジェットボイルを持って行きました。
この900mがきつい。たかが低山、されど低山です。
本格登山初心者の同居人には、山の洗礼を浴びせてしまいました。下山はヘロヘロでしたし。すみません。わりと健脚なので大丈夫だと思っていたんだけど、それは私が山をなめていた証拠。私のせいですな。
10時半登山口の、15時半過ぎに下山→さわらびの湯で汗を流し→下山ビーーーール!!
それでも、なんとか下山して、さわらびの湯で汗を流し、下山ビール。
ヤマノススメラッピングバスに当たったら、中までヤマノススメで驚き
帰りはラッピングバスに揺られて飯能駅まで。そこからレッドアローに乗って帰りました。ぜいたく。
しかし帰りのバスも電車もエアコンが効きすぎて、薄着をしていた同居人が具合が悪くなるというアクシデントも。私は慣れているから自分に何が必要なのかすでにわかっているのではおりものなども持っていたけれど。同居人の長袖はレインジャケットしかなく、それではエアコンの風はよけられず、具合を悪くさせてしまいました。持ち物をもっときちんと確認しないとといたく反省いたしました・・・。今回は私がリーダーなのだから、私の装備不足です。夏山、低山といえど身体を冷やしてしまうこともあるって、よく知ってたはずなんだけどな・・・。反省しすぎてブログ書けなかったんだよ(実話)
改めて、今回のコース。
そんなわけで、知らない山じゃないとは言え、来週の黒百合平→天狗岳→稲子湯(予定)も準備万端でのぞもうと思います。
さて、パッキングしよう。