ツーアウト満塁空振り三振

※ 個人の感想です

 木曽駒ヶ岳(1)

 山に興味を持つようになってすぐ、千畳敷カールという場所の名を知りました。写真を見て、これはなんだ!と、ハッとし、気がついたらどうやって行けるのかということを検索していました。千畳敷という地名も、カールの意味も、天然記念物であることも、そもそも駒ヶ根市というところにあることも何も知らなかったのに…。30を過ぎたころから、興味を持って「行ってみたい」「やってみたい」と思ったことに関しては、環境と条件が許すならば行かない・やらないという選択肢はないと考えています。それがいいことなのかどうか分からないし、人からどう思われるかもまったく関係なく、私はそう決めています。千畳敷についても、駒ヶ根ユースホステルのツアーで、ひとりで行ってもそのツアーに参加できるということが分かり、価格もリーズナブルで千畳敷までのアクセスも条件が良かったのでこれは申し込まない手はないと決めたツアーでした。

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9月11日土曜日、ゆっくりめの出発で11時新宿発高速バスへ乗り込む。都内で渋滞に遭い、駒ヶ根ICに着いたのは15:30過ぎ。名物のソースカツ丼を食べるには時間が遅く、どこに観光に行くにも中途半端な時間なのでもう宿泊先のユースホステルにチェックインすることにする。この日はバスに乗っているばかりだったので、翌日の山行のための準備運動としてユースまでは歩くことにした。路線パスもあるのに…。

ユースは学生時代の一人旅でよく利用しており、よく分かっていたつもりだったのだが10ウン年のブランクはあった。サイトに掲載されている地図の距離感がまったく違うのだ。歩けども歩けどもあるはずの店がない。ああそうだった、ユースって電車・バス利用者に優しくないんだった…。(微妙な場所が多い。)

そんなときでも地図に書かれているものを発見すると、おお!地図合ってるんじゃん!とテンションもあがる。



大沼湖。この湖畔に駒ヶ根ユースホステルがある。


予定より遠回りしてなんとかユース着。

このあたりになると携帯の電波が微妙で「ユースなう!」的なことがまったく出来なかった。おかげで「ユースまでの道で迷っています」というのがfacebookでの最後の投稿になり心配をかけてしまったりした。す、すみません。すべてはソフバンのせいです。

こちらのユースは懐かしいたたずまい(笑)古いけど、手入れは行き届いていて使いやすかった。全体的に湿っぽいのは古さゆえか。まあ。ユースだからこんなもんでも全然問題ない。耐性と好みの問題だが、リゾートホテルを常に好むような人はたぶん泊まれない。


お部屋はドミトリーなので今夜のねぐらはここ。たたみ一畳分。案外快適。

お部屋に行くと先客の方が2名おり、どちらも明日の登山ツアーに参加のこと。私と同じく一人旅で来ていたサチヨちゃんとなんとなく意気投合。予定以上に歩いて汗だくになっていた私は一時も早くさっぱりしたかったので、夕食まで温泉に行くことに。ユースの隣に国民宿舎があって、ユースの宿泊客であれば500円のところ300円で入浴可。泉質もよく入るとぬるぬるしてお肌がピカピカに♪

今回のツアーはユースの企画で、ツアーに参加する人はこの夜全員宿泊しており、ダッチオーブン料理の懇親会があった。年齢はさまざま。ご夫婦やカップルで参加の方がいらしたり、男性の一人旅の方も多かったり総勢15名でダッチオーブン料理をいただいた。こちらのユースでは春と秋にこうしたダッチオーブンパーティを開催しているようでその常連さんもいらした。ダッチオーブンでは、おなかに野菜・きのこやナッツなどの具材を入れた丸ごとチキンと野菜を入れ、炭で熱した料理。こちらがメイン。それからいしもちのアクアパッツァ。自家製のピクルス、アサリの炊き込みご飯、コンソメスープ、デザートまであってワインも話もついつい進んじゃう。


初対面のかたと翌日一緒に登山するわけなので、こういう懇親会はなかなか効果的だった。

まだまだ飲んでいたいけど、翌日は5時から朝食、6時には出発なので早々に就寝。とはいえなかなか眠れないので携帯をいじっていたが22時には私も寝てしまった。


翌日に続く。