ツーアウト満塁空振り三振

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 高尾山、次回のための備忘録

ちょっと今回長いですよ。

山に登りたい山に登りたいとうわごとのように繰り返していたら、会社の先輩Yさんも同様の病状を発していたので時間を合わせて高尾山へ。私は先日湯河原でハイキングガールになったわけですが、今回本格的に山ガール(一部で山おばと呼ばれております。ヤマンバじゃない)始動です。いったい私はどこへ向かっているのだろう。


<コロンビアのトレッキングシューズ、ひとめ惚れ>

山ガールになるべく最初に準備したのはトレッキングブーツ。キャメル地で刺し色に水色が入ったデザインに一目ぼれ。その後お店で試着してサイズやフィット感を確認→楽天ポイントで購入!(ポイント命!!)何よりこのブーツ、水の浸入を防ぐゴアテックス!(最近知った言葉。防水透湿性の高いブランド素材ですね)(後日追記、ゴアではなく、コロンビアのオムにテックでした。)足元はかなりそれっぽいでしょう、とウキウキしていたら高尾駅でまったく同じ靴をはいた女子に出会った。う、うーむ。

さて、本題の山登り。ご存知の方も多いと思いますが高尾山頂へのルートはたくさんあって、今回わたしたちは沢伝いの6号路でいくことにしました。東京の人はよく「高尾山なんか山のうちに入らないよ」なんてことを言う人がいますが、6号路については完全な山道。登る人もしっかりと登山の格好をしていたし。確かに初心者向けなのでしょうが、ちょっとそれはいいすぎじゃないかという気がしました。良かったですよ、山道。の、わりには写真がほとんどないんですけどね。登るのに精一杯だったと思ってください。

途中の琵琶滝では滝行をしていてちょっとびっくりしました。何気なく滝を見ていたらいきなり白装束でずぶ濡れの女性が走り出てきて、近くの石仏の前で念仏を唱え始めたときには一瞬オカルトかと思いました。彼女はいったい滝に打たれて何を思いたかったのでしょう。気になるところではあります。

6号路の魅力は滝のほか後半のほぼ沢登りにもあります。ほとんどの道は岩の階段のような道を進むのですが、途中、沢と道との境がなくなって、水の流れる岩の階段を登っていくことになります。このちょっとした沢登りがかなりテンションがあがったんですが、その後に待ち構えている階段地獄で私は完全にやられました。山の階段きらいだ…。

せせらぎの音と平行して山道を登ること40分で6号路はおわり、階段の終わったほぼ山頂のような休憩所で休憩がてら食事。しかし脱水症状にならぬようにと充分に水分を取りながら歩いたせいかあまりお腹が空かず、お弁当の味があまり感じられませんでした。おかしいな、と思っておいしいと思った付け合せのたくあんとスパゲティとおやつ代わりに買った酒まんじゅうだけ手をつけました。山に登るとおなかが減ると簡単に思っていたのだけどそうではないんだなぁとひとつ勉強。

ちょっと落ち着いてから本当の山頂へ。ところが山頂は春の上野公園のような賑わい…。暑さで景色もガスっていてなんというかこんなに山頂で萎えるとは思わなかった…。山頂についた達成感も特になく、そのままメインの1号路を下り始めました。やー、混み具合は想像以上。高尾山は観光地ですね、だれだよしっかりしだ山だって言ったのは。

楽しい山道である6号路を来た身としては、1号路の平坦さったらない。楽勝だな〜と思いながら次の目的地である高尾山ビアマウントを目指して歩きます。このときは楽勝だと思っていましたが、このブログを書いている今になってひざに疲労がきているので、決して楽勝ではないということですね。湿布だらけの足を見つつ、過信怖い過信怖いとつぶやいていますなう。

途中、薬王院で御朱印をいただきました。もともと寺社仏閣は好きで寺めぐりなんて良くやっていたのだけど御朱印帖をもっていなかったので集めるチャンスもなく…。今回高尾山では女性向けの御朱印帖があったのでそれを買ったのでした。


その後は10分ほど並んで、開店直後にビアマウントに入店。



ぷっはー。五臓六腑に染み渡るぜ〜〜〜!

帰り道はそのままケーブルカー。汗がかわかないままで帰途に着くのもいやだったので、Yさんの提案で日帰り温泉に行こうということになり八王子へ移動しました。しかし着替えを持っていなかったので、途中のムラサキスポーツであとあとも山で使えそうなTシャツを一枚買って温泉へ。下着類はそのままだけどやむなし!それでも汗を流すことができ、マッサージチェアで仮眠まで取れて、東京の端っこから東京の端っこへ帰るくらいの元気はチャージできました。中央線でも爆睡だったけど…。

そんなわけで帰宅をしたわけですが、山にはまた行く予定なので、そのときの自分のために以下備忘録。

  • 飲み物は水とスポーツドリンクを用意。甘さと塩分が必要なときもあります。
  • お弁当の味付けはちょっと濃い目で。量はそんなに必要なし。
  • どんなにノリノリ登山でも必ず休憩はとりましょう。今日はイケイケで行き過ぎた。反省。
  • 下山後には日帰り温泉に行く予定を組むこと。またそのためにせめて下着とTシャツの替えは持ってくること。下山したら即終わりじゃなくて、そこからふつうの電車で帰宅することを覚えておきましょう。またドライフィットもサラファインもそんなにすぐ乾かない。むしろ汗をかいたままだと身体が冷えるので温泉は必須かも。
  • タオル、手ぬぐいは複数枚持ちましょう。手ぬぐいがうちにはたくさんあるし、かさばらないし良いと思います。
  • 行動食を持ちましょう。特にウイダーインゼリー的なものはへばって食べられないときにも元気チャージのため必要。
  • 登山の前日はなるべくお酒を控えましょう。睡眠時間の確保と、身体があまりに重いため。ま、なるべくね。