ツーアウト満塁空振り三振

生活密着型ウェブダイアリ1.0

 フジテレビの日もろもろ

 まぁ全然タイトル名関係ないんですけど、今日はDJイベントのアイドルナイトにお邪魔しました。最後、完全にジャニヲタのターンになった上に、ニウスのハッピーバースデーにあわせて涙サプライズの内輪誕生会になったんですけど、イベント的には良かったんでしょうか。心配です。イベント終了後、会場に程近い渋谷警察署にのりピが夢冒険に行ったみたいで本当に渋谷はアイドルナイトでした。
 話は打って変わって、本日ドラマ「リミット」の最終回。地味だし暗い話だし、トチ狂った人ばっかり出てきている印象もあったりですべて素晴らしいとはいえないまでも、相当面白いドラマでした。最近の武田鉄矢がどうも生理的に厳しいなあと思っていたんだけど、見ていくうちに徐々にはまってきてよかったです。あと立場と現場のハザマで苦闘する中間管理職の杉本哲太が結構泣かせた。そして孤高の王子・森山未來くんのお芝居はああ好きだなあという分かりきった結論に達しました。若手刑事で愛を武器に戦うとかのたまう、アツくて若干鬱陶しいキャラクターなんだけど、それは清潔感のある鬱陶しさで悪くないなあと思ってみておりました。見た目クールだけど結構アツい役者さんなんだなというのもインタビューとか追っかけてみて分かったし。面白かったです。ただそんなによだれたらして台詞言わないでもいいよとは思っちゃったけど。
 私はファンタジーよりわりと地味に日常っぽい、よりリアルっぽいドラマがすきなんだけども、それはあくまでリアルではなくて作りものであるという前提があって。当然だけどだからこそドラマが楽しめるんだけど、髪振り乱して、よだれ鼻水構わず泣きの演技するのがリアルではないと思うんだよなあ。先クールのクイズショウというドラマがあったんだけど(何かもう忘れるよねw)、あれは面白かったんだけど正直、最終回が鼻水祭すぎた。役者さんがんばった!と思うんだけど、あれはリアルな演技を追求した結果でないことを祈るよ。追求したならもっと洗練されててもいいかなとか。まぁクイズショウはかなりファンタジーだし、アイドルが鼻水たらしてお芝居しているのはそれはそれだけで価値のあるものなのでいいのだけど、リミットについては若干いやかな。まず第一によだれ鼻水気になるでしょ。せっかくいい台詞いってても気になってしまう、それはもったいないと思う。第二に、そういうお芝居が「リアル」とされたり、お芝居がうまい役者さんだといわれることが疑問。まぁ私は演技の勉強はしたことがないし、テレビドラマ見てウキャウキャしてるだけなので完全に素人の戯言ですけども、なんかそのあたりがうまいって言われることには違和感、なのだな。うまいのって、一見ただ普通に台詞をしゃべっているだけなのに、何かが心を打つものなのかな〜と漠然と思っていて、ギャアギャア熱く芝居するのがうまいと思わないんだな。もちろんそれでうまかったり、良いと思うお芝居もあるけれど!まぁ好みの問題です。私的にうまいなあ〜、こういうのがうまいって言うんだなって印象的だったのが拝啓父上様の森光子だからね。なんつうか、極端なお話ですけども。
 あ、だから啓吾(未來くん)のお芝居がいやだったという話ではないのです。脱線しました。鼻水流さずとも、グッと心をつかまれる役者さんであることには変わりませんから。リミットは現実にありそうなことをうまくドラマとして作っていたなあという、そして派手ではないけど着実に心を引っ張るドラマでした。5回は短いな、もう少し見たかったな。