レイトショーで見てきた。お盆のせいか、それとも映画自体が人気があるのか、レイトショーにしては結構入っていたと思います。蒼井優の映画を見そうな人たちが多かったです。以下ネタバレメモ。
- 日常生活に閉塞感のあるときにこういうロードムービー的なものを欲するらしい。常に自分が非日常であると言う感覚はなかなか味わえないもの。
- 家族は微妙なバランスで固く繋がっているのだなあと。
- 大事な人への大事なことは、言わなければ、伝えなければ絶対に伝わらない。黙っていても繋がれるなんてちょっと眉唾だと思っている。でも、それから逃げたい気持ちも想像できる。そこが分かっているから自分はちょっと強いと思っているのも過信で、実はそんなに強くはない。
- 逃げないと言いつつ、次の場所から、というすずこにちょっと共感。
- それぞれの場所の共同体の良さと強さと怖さが、やや誇張してる部分もあるけど描かれてる。物事は一面ではない、だからコレもそうだろうなあとすんなり。
- ラストに向かう頃にはハッピーエンドであれ、と願いながら見てしまう。
- 最後のすずこのスッキリした顔が、それまでの苦虫顔とうってかわって強い笑顔。歩道橋の上での煽るショットが大変素晴らしかった。
- 優ちゃんの入浴シーンはよいですな!おせんのときもだったけど。
- 優ちゃんまつげ長い。
- 優ちゃんPVかと思うほど。農作業姿の優ちゃん推せる。
- あちこちへ行って世界を広げることが大事なときもあるけれど、一箇所で踏ん張るのも強くないと出来ないことなのだよなあ。
- ときに台詞が台詞っぽくなくて普通の会話のようなときがあった。演出?
- なかじまくん(森山/未来)との一連のことはあれ?と思って、やっぱりなと言うことになった。ネギの根っこを植木鉢に植えて育てる人だものー。でも気持ちで人って違って見えるときもあって。とにかく森山くんいいわー。
- ところでピエール瀧はあんなに太ってたか。
- ここ最近見た映画が賑やかなものが多かったので、すごくゆったりとしているように思えた。
この映画熱がしばらく醒めないで欲しい。やっぱり映画楽しいな。週末はセレブと貧乏人の抱腹絶倒マキシマムハピネスな映画(つまり花だん)をまた見に行こうかと思います。最後にもう一度だけ。