ツーアウト満塁空振り三振

生活密着型ウェブダイアリ1.0

 泣きながら生まれてきた僕たちは多分ピンチに強い


 寝る前に戯れ言を。夜中の文章なのでたたんでみる。

 友人のmixiの話。友人の会社の取引先の、バリキャリの鎧をまとった女子が、Jに群がる人々について「あの無駄なパワーを別なことに使えないんですかね」といったそうだ。その人はおそらく「そんな暇とパワーがあるなら仕事しろ」と言いたかったのでしょうか。それを聞いた友人は怒り狂ったそうだ。私の顔が頭をよぎったそうで。なんだかすごく、嬉しかったし、あり難いと思った。

 客観的には、暇で男に縁がなくて寂しい女に映るのかなあとか想像してみる。人の目にどう映ってもいいんだけど、私には絶対的に無駄ではないのね、嵐さんは。むしろそこに費やしたエネルギーは自分に返ってきてると思う。私だって、仕事が大事だ。多分、ずっと働いてないと嫌だと思う。(働くと言うことは別にお金を稼ぐことだけじゃなくて。)生活費を得るという実際的な目的もあるけど、仕事というのは自分を成長させてくれるし、誰かに必要とされていると分かりやすく実感できるから私は働き続けていられる。決してバリバリのミリオネーゼじゃないし(あんまりそういうのも憧れないんだけどね)、制服組のオーエルさんだけども、自分の仕事には責任と、役に立ちたいと言う気持ちを持って臨んでいる。小さなくだらない仕事だけど、私はそれを大事にしている。だけど、それだけのために生きたいとは全然思わなくって、それはなぜかと言うと、仕事は私を守ってはくれないから。私の生活と心については、会社はもちろん仕事も守ってくれないから。それを出来るのは自分自身だから。弱ったときに自分自身と心を立て直すためにはやっぱり何かの力を借りないと無理で、パワーを吸収したくて、それが好きな音楽だったり、今なら嵐さんだったりするわけなのです。今まで聞いていた音楽と嵐さんと何が違うのかと言うと、それは彼らのプロフェッショナルの仕事ぶりが分かりやすく表現されているからなんだと思っている。嵐さんたちは働くオトコたちなのね。プロのアイドルなのですよ。にのみやさんだって「ゲームできねえ(怒)」とか言いつつ、大きな事務所(彼の言うところの総合案内所)から役割を与えられて日々業務に邁進しているわけです。仕事を頑張っている人を見ると単純に「ああ私も頑張ろう」って思える。それは友人の働きぶりでもいいんだけど、嵐さんたちはそういう苦しいところとかを見せないでキラキラを提供してくれるわけで、もうそれがものすごいパワーを持っているのね。そしてそのパワーを吸収して私はまた明日会社で「よっしゃ頑張ろう」と思えるわけです。簡単にいえばモチベーションと言うところか。

 そういう進んで行き方もあると私は知っているので、仕事以外に何かに夢中になっている人を見るのがすごく好きなんだけども、「暇だねー」と思っている人の気持ちも分からなくはない。ただ、こっち側の生き方を知らないのはかわいそうね、と思うだけ。友人が怒り狂ってmixiに上げてくれたことはすごく嬉しかった。彼女もジャンルは違えど、同じ進み方を知っているからなんだろうな。お風呂でそんなことを考えていたらなんだか泣けてきた。と言うわけでありがとう潤。(notまつもと)