ツーアウト満塁空振り三振

生活密着型ウェブダイアリ1.0

 ハイテンション


 舞妓Haaaan!!!

 珍しく公開初日に観て来た。新宿マルイシティの上にあるバルト9という新しいシネコンで観たのだが、大型のシネコンてすごいね!人は多いし、音はいいし、椅子はゆったりだし!でもミニシアターのほうが好きだ。大勢の人と観るのはちょっとな。たいして面白くないところで誰ががひそひそ笑っていたりするとイラつく性質なので(人間小さい)、最初は映画に入りこめなかった。サダヲHaaaanがそんなに好きか、サダヲHaaaanの一挙手一投足がそんなに面白いかとか考えてしまって。好き過ぎて嬉しいんでしょうけどね。まったくボクはいつからこんなゆがんだ人間になってしまったんでしょうね!私だってサダヲさん好きなんだけどね。


 先日、今年観た映画(DVD)のなかで何が一番よかったかと聞かれて『鉄コン筋クリート』を挙げたということを日記に書いたけれど、ちょっとその順位が危ぶまれるような映画だった『舞妓Haaaan!!!』。映画が終わってすぐ(グループ魂柴咲コウ*1の歌が終わったら)「もう一度観たい!」と思ってしまった。ものっすごいハイテンションが最初から最後まで続くのだけどあんな役はサダヲさんしか出来ないなあ。なにしろキャストが絶妙。「この人はちょっとなあ」と言う人がまったくいなかった。素晴らしい!堤さんのはじけっぷりも、柴咲さんのいい女っぷりも、いい。ストーリーも、おばかコメディなので終始笑っていられる。感動を押し付けられたりしないし、楽しい時間を過ごしたとしっかり感じられる。これって映画としてだいぶ気に入ってるってことだと思う。


 ネタばれになるのであんまり書けないけれど、主人公の鬼塚がお茶屋通いをしたいがために仕事に精を出すのだけど、彼の企画はなかなかのものがあって、妙なところで感心してしまった。クドーさんてすごいなあ。「当たり前」のことを一旦ぶち壊して並べ替える作業って簡単そうに見えるけど、凡人にはなかなか難しいのだ。あ、ああとどうでもいいことだけど、衣装協力は壱の蔵だった。なるほどと言う感じ。(ここは分かる人だけ分かってくれればいい…)

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予約ポチ。

*1:あれ、キーワードが、作詞作曲の両方とも暴動さんになってる。作曲は遅刻さんですよ、富澤さんですよね?