ツーアウト満塁空振り三振

生活密着型ウェブダイアリ1.0

 プロデューサーって大変


 まだ未公表なのだけど、某誌に出させて頂くことになり本日撮影をして頂いた。当然だけど先の季節に出るものなので、先の季節の格好をするわけだ。しかし実際はまだ10月で、そんな格好では暑いわけだ。先方からの依頼とはいえ、そんな格好で自宅から電車に乗って、現場へ来るには正直ちょっと苦しい。「季節感のないイタイ人」みたいに見えてしまう可能性もある。先方のプロデューサーに当たる役割の方(端的に言ってしまうと編集さんだ)は、作成したいものの最終型のイメージを持っていらして、それに合わせた依頼をしてくる。(余談だが私はこの辺が出来ていないからグダグダな仕事なんだろなー編集じゃないけどさ。)私はその意向に従いたいと思うし、それも含んで協力をしているわけだからそれ自体に文句はないのだけど、やっぱり暑い思いをしたり、イタイ人と思われてるんじゃないかという自意識と戦わなければならないのは私なので、実は前もってぼやいてみた。大変に大人気ない!いやもちろん直接的ではなく「暑くないことを祈ってます」的な文章だけど。そしたらなんと今日私を同じような格好をしてらした!今日は少し肌寒かったけれど、それでも私の格好の季節に合わせてくださっていた!私はちょっとばかり感動してしまった。この辺は気遣いだよなあ。暑さに耐えてよく頑張った!感動した!(古い。)しかしこういうロールモデルとなりうる人が自分の職場にいないってのは残念だ。


 何度か同じようなことを経験させてもらっているけれど、その時々により様々な対応だ。プロデューサー的役割の人はひとつの事柄でもそこから派生する枝葉末節にまで目を届かせなければならないのだけど、「何故私がこんな苦労を…?」と過去に思ったことも無きにしも非ず。でもこれはどの仕事にも言えるわけで、過去には立場を利用して少々傲慢だった部分もあるので、反省することしきり。


 ところで話は変わるけど、その現場にいらした男性がなかなかのイケメンさんだったのだが、私ったらすぐに左手の薬指を確認していた!俺は酒井順子か!(ただいま自己嫌悪中…)